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2023年4月27日に公開された動画ではゲストに自民党衆院議員の鈴木英敬氏をお招きし、衆院議員1期生や政務官の仕事、そして地方創生について語っていただきました。
1期目で政務官に抜擢された鈴木氏の1日とは?
【このトピックのポイント】
・与党の衆院議員1期生は委員会掛け持ちのハードスケジュール
・政務官の仕事は大臣のサポート。会議の出席や国会答弁をすることも
・令和の地方創生は「医療」「子育て・教育」「防災・減災」「デジタル」
鈴木氏のプロフィールは以下の通りです。
立憲民主党の岡田克也氏の地盤ということもあり、非自民系が強いイメージがある三重県で知事として3選を果たした鈴木氏。「選挙は大変ですけれども政策重視で頑張りました」と当時を振り返りました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして鈴木氏に回答していただきました。
同じ1期目の議員でも、与党か野党かで役割に違いがあると語る鈴木氏。
与党の1期目議員は、多岐にわたる国会の委員会のうち複数を掛け持ちし、委員会の円滑な運営をサポートするのが大きな役割の1つ、と説明しました。鈴木氏も内閣府大臣政務官に就任する前は厚生労働委員会、内閣委員会、総務委員会に出席していました。
一方で野党の1期生は質疑でより多くの質問をすることが重要とのことです。
1期生の国会会期中の1日は朝8時に党の部会に出席し、委員会に提出する法案を議論。9時以降は委員会に出席し、昼には議員連盟の会合に出席することもあるとのこと。多忙な様子がうかがえます。
政務官を務める鈴木氏の場合、省庁の会議への出席や参議院での答弁などの業務も加わるとのことです。
MC鈴木邦和「政務官ってどういう仕事がメインになるんですか?」
鈴木氏「役割で言うと会社の副社長みたいな感じですね」
政務官の業務として鈴木氏は大臣と事務次官の間に立って大臣の政策の意思決定をサポートすることや、大臣と分担して国際会議への出席や国会での答弁を行うことなどを挙げました。
1期目にして政務官に抜擢された鈴木氏。以前から人事の希望は出していたものの、内示の知らせが届いたのは任命前日の15時ごろだったとのことです。
そのとき鈴木氏は姫路城で家族と団欒を過ごしていましたが、松野官房長官からの電話を受けてとんぼ返り。「息子たちに『帰るぞ!』って言って、車で三重県まで帰りました」と当時を振り返りました。
鈴木氏は全国知事会で地方創生対策本部長を務めたことがあり、「地方創生にはひときわ思い入れがある」とコメント。これからの地方創生のキーワードとして「医療」「子育て・教育」「防災・減災」「デジタル」の4つを挙げました。
地方創生と関連して、岸田政権では「デジタル田園都市国家構想」を掲げています。
鈴木氏は三重県大台町などで行った医療MaaSの取り組みなどを挙げ「地方でデジタルを使って、安全に、快適に、便利に、ストレス少なく住めるようにしていこうというのがデジタル田園都市国家構想」と説明しました。
デジタル田園都市国家構想は令和4年の年末に基本方針が作り直され、令和4年度の補正予算と令和5年度の当初予算で財源も確保したところ。鈴木氏は「まさにこれからスタートしていく」と語りました。
なぜ衆院議員1期目で政務官に抜擢されたの?
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