新型コロナウイルス感染症の影響で人々の生活のみならず政治活動や選挙運動の姿も変わってきています。オフラインでの接触に制約が生まれる中でインターネット・SNSの役割に期待が持たれています。

Facebook Japanは2020年9月2日(水)16時から、オンライン政治啓発イベントの「Facebook選挙Day」を開催し、政治家向けのFacebook・Instagram活用トレーニングや有権者向けの識者によるクロストーク/ディスカッションを行います。
選挙ドットコムでは、今回なぜFacebook社がこのイベントを開催するのかをFacebook Japan株式会社公共戦略コンサルティング部マネージャの根岸大夢氏にインタビューを行いました。
-選挙ドットコム編集部(以下、選挙ドットコム)
今回のFacebook選挙Day開催の理由や狙いはどのようなものでしょうか?
-Facebook Japan 根岸大夢氏(以下、根岸氏)
Facebook社としては日頃より公正な選挙の実現に貢献したいと考えているのですが、次の衆議院選挙は遅くとも一年以内に行われる見通しです。
そのような状況で1点目に、現在の新型コロナウイルス感染症の拡大の中で、有権者の皆様への情報発信手段としてFacebook・Instagramを政治活動・選挙運動でどのように活用していただけるかを政治家の皆様に利用方法などをお話しさせていただきたい、というのが今回Facebook選挙Dayを開催する理由です。
また、高齢者の方ほど熱心に投票に足を運ばれている現状で、若い有権者の皆様にSNSを用いてどのようにリーチしていけるのか、政治・選挙に関心を持っていただけるのか、という観点からもFacebookとしては課題感を抱いています。
今回はSNSを通じた情報発信や情報収集のポイントなどについて、大学の専門家の方や、選挙啓発などでも活躍されているタレントのJOYさん、NO YOUTH NO JAPANの代表の能條桃子さんにご登壇いただき、若者が政治についてSNSの場でどのように発信していけるか・「コロナ時代」でSNSを政治・選挙にどう活用していけるのかをメインに幅広くディスカッションしていただきたいというのが2点目の開催理由となります。
-選挙ドットコム
今回のイベントでは第一部が主に政治家向け、第二部が一般の有権者向け、という位置づけとのことですがそれぞれどのようなことを行うのでしょうか?
-根岸氏
第一部では政治家の皆様がFacebook・Instagramの活用方法について学んでいただけるようなトレーニングセッションを予定しています。また、冒頭には弊社の公共政策部門の役員からFacebookの「Election Integrity」―選挙の透明性を高めるための取組―についても説明させていただきます。その後には政治活動や選挙運動にFacebookやInstagramをどう活用いただけるのかについての案内や、新型コロナウイルス感染症の流行後の大きな選挙の事例として東京都知事選挙のご紹介なども予定しています。
また日本でも今月8月から政治・選挙に関する広告について本人認証や広告ライブラリなど、更に広告の透明性を高めるための仕組みを設けさせていただいているので、この点についても説明をさせていただく予定です。
-選挙ドットコム
政治選挙に関する透明性向上や啓発活動にプラットフォーマーとしてFacebook社は積極的に取り組んでいる印象を持っていますが、なぜこうした試みをしているのでしょうか?
-根岸氏
Facebookは実名性の高いSNSとして使われていることに加え、Instagramは日本で利用者数が大きく伸長しているという部分もあり、政治・選挙でより活用していただきたいという経緯で今回のようなイベントを開催させていただいています。世界中で選挙の候補者の方に情報発信でご利用いただいているという面でもFacebook社として注力しています。
-選挙ドットコム
今回のFacebook選挙Dayはサブタイトルに「ウィズコロナ時代のSNSを駆使した選挙」とあります。「SNSはウィズコロナ時代の選挙を変えるか」と題した第二部はどのような内容でしょうか?
-根岸氏
事前に若い有権者の方に「政治がより身近になるために誰が努力すべきだと思いますか」「政治家のSNSをフォローしていますか」といった設問のアンケートを実施し、それをベースに4名の登壇者の方にディスカッションをしていただく予定です。
また、ディスカッションにはいくつかテーマを設けていまして、
「若者と政治関心、SNSの関連」「SNSを使って候補者や政策を上手に知るには」「『コロナ』が政治とSNSをどう変えるか」「若者の政治参加と投票率向上にSNSに期待できることは」などを軸に、政治とSNS・新型コロナウイルス感染症の関わりについて考えていただければと思っています。
-選挙ドットコム
新型コロナウイルス感染症の流行でこれまでオフラインの接触が主だった政治活動・選挙運動がやはりオンラインでの関わりが大きくなってきている状況を踏まえているということですね。
-根岸氏
7月の東京都知事選挙でも候補者でネット発信・SNS発信を重きを置く方もいたり、有権者の方も街頭演説を聞く・候補者と握手をして応援するのが難しいという方もいる時代になってきたかと思います。
どのようにFacebook・Instagramを使って有権者や市民の方々とコミュニケーションを図るのか、オンラインでコミュニティをどのように作っていけるのか等も含めイベントではご議論いただきたいなと考えています。
-選挙ドットコム
本日はありがとうございました。
読者の皆様からの本イベントへのご参加を心よりお待ちしています!
-日時:2020年9月2日(水) 16時スタート
-開催方法:オンライン(Facebookライブ・Instagramライブ)
Facebookページ>>https://www.facebook.com/senkyogogo/
Instagram>>https://www.instagram.com/youthpoli_meeting/
-参加費:無料
-プログラム
第1部 16:00~17:00頃
選挙に向けた”魅せる”フェイスブック・インスタグラムの使い方(限定公開)
コロナ禍の選挙活動におけるSNSの重要性、近時の選挙におけるSNS活用事例
Facebook/Instagramの活用
政治選挙広告の利用に関する注意点
効果的な撮影・発信方法 など
第2部 17:15~18:15頃
SNSはウィズコロナ時代の選挙を変えるか(一般公開)
登壇者:山口真一(国際大学GLOCOM)、西田亮介(東京工業大学)、能條桃子(NO YOUTH NO JAPAN代表)、JOY(ファッションモデル/タレント)ほか(※変更になることがあります)
Facebookが参院選に向けて政治関係者向けセミナー「Facebook選挙Day」を開催!FacebookJapanの担当者にインタビュー
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