9月23日に告示された宜野湾市長選には立憲民主・国民民主・共産・社民・自由・沖縄社会大衆の6党が推薦する仲西春雅氏(57)と、自民・公明・維新の3党が推薦する松川正則氏(65)の無所属新人の2名が立候補しました。投開票は9月30日に行われます。
今回の市長選は、沖縄県知事選に立候補した佐喜真淳氏の辞職にともなって行われます。
仲西氏は1961年浦添氏生まれ、興南高等学校卒業。現在は会社役員を務めています。これまで宜野湾中学校PTA会長、県高等学校PTA連合会会長、長田区自治会理事、民生員などを歴任。昨年12月の保育園・小学校への米軍ヘリ落下物事件を受けての県民大会では、実行委員長を務めました。
仲西氏は米軍普天間飛行場については無条件で早期閉鎖・返還を、名護市辺野古への移設は反対の考えを示しています。今回の選挙において以下の政策を掲げました。
1.全ての児童生徒が安心して学べる教育環境づくりを最優先に進めます。
2.医療・福祉・子育て支援のナンバーワン都市を目指します。
3.新たな基地を認めず、普天間基地の運用停止、一刻も早い閉鎖・返還を強く求めます。
4.世界水準の都市型国際観光・リゾート地の形成を目指します。
松川氏は1953年宜野湾市出身、琉球大短期大学部卒業。1973年に宜野湾市に入庁し、秘書広報係長や市議会事務局長を歴任。2012年3月に副市長に就任し、今年8月まで務めました。
松川氏は米軍普天間飛行場に関しては早期閉鎖・返還を訴えています。名護市辺野古への移設については「国の専権事項」とし、「基地を抱える本市から移設先についての意見を述べるのは差し控える」と明言を避けました。今回の選挙において以下の政策を掲げました。
1.基地のない平和なまちづくり
2.夢あふれるまちづくり
3.少子高齢化に立ち向かう福祉のまちづくり
4.女性も高齢者も輝くまちづくり
5.教育環境が整い、人材を育むまちづくり
6.医療、福祉の充実したまちづくり
7.働く場を創設し、市民のくらしが豊かなまちづくり
8.スポーツ・文化を世界に発信するまちづくり
9.災害に強い安全なまちづくり
10.行財政改革を推進し市民サービスの向上に努めるまちづくり
11.環境に配慮した暮らしやすいまちづくり
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