長崎県議の宮内雪夫氏が理事長を務める社会福祉法人「長崎博愛会」の施設職員から、毎月寄付を募り、宮内氏の政治団体に献金していたことがNHK等の取材により明らかになりました。
職員約100人から毎月、宮内氏の資金管理団体「21世紀・ふるさとに元気をとりもどす会」に20年以上前から寄付を集めており、総額は2億円にのぼると見られています。
NHKや読売新聞の取材によれば、複数の職員・元職員が「職を失うのが怖くて断れなかった」と証言しているものの、長崎博愛会の事務局長は記者会見で、「職員に強制した認識はないが、説明が不十分だった」「誤解を招く行為だった」としています。
理事長の宮内議員は2月7日、県議会での記者の取材において「寄付集めはもうやらない」と語っています。
宮内雪夫氏は現在84歳です。1967年の長崎県議会議員選挙で、佐世保市・北松浦郡選挙区から、自民党公認候補として立候補し初当選。その後現在まで、現在12期目で、会派「自由民主党・県民会議」に所属し、県議会議長や全国都道府県議会議長会会長などを歴任しています。
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