自民党額賀派のうち、吉田博美参議院幹事長が率いる参議院議員21人が集団離脱の構えを見せ、額賀氏に退任を迫った事態を収拾するため、「額賀派」は「竹下派」へ体制を刷新することとなりました。額賀氏は名誉会長に、竹下亘氏が会長に就任。なお、会長代行には茂木敏充経済再生担当相が昇格することになりました。
派閥内クーデターの背景には、これまで自民党総裁選で候補を擁立できなかった額賀氏の求心力低下があり、新体制では茂木氏を「ポスト安倍」候補に位置づける模様です。
竹下亘氏は1946年11月3日、島根県飯石郡掛合町生まれで現在71歳です。慶應義塾大学経済学部を卒業後、日本放送協会に入局。「NHKモーニングワイド」や「NHK経済マガジン」などの番組を担当しました。NHKを退職後、異母兄である竹下登元首相の秘書となりました。
2000年の第42回衆議院議員選挙では、島根2区から自民党公認候補として立候補し初当選します。2003年の第43回衆院選では、得票数145,555票を得て再選。その後の2005年の第44回衆院選では、自民党の後任は得られなかったものの、得票数127,118票を得て3選を果たします。同年の第3次小泉内閣では、環境大臣政務官に就任。2008年の福田改造内閣では財務副大臣に就任し、麻生内閣でも再任されました。
2009年、2012年でも当選を重ね、2014年の第2次安倍改造内閣では、復興大臣に就任しています。同年の第47回衆院選では6選。衆議院予算委員長、国会対策委員長の要職を歴任し、2017年には自民党総務会長に就任しました。

(竹下亘氏HPより)
竹下氏は自身のホームページによれば、政策理念として「ふるさとの盾に、ふるさとの帆に…」とし、具体的には
「潤い」産業の活性化・雇用の促進
「優しさ」環境対策
「恵み」農林水産業の振興・中山間地対策
「結ぶ」高速道路の早期開通
「安らぎ」安定した社会保障
「育む」教育の充実
をあげています。
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