先週末に行われた衆議院選挙で比例東海ブロックより当選した立憲民主党の青山雅幸(あおやま まさゆき)氏が、元秘書に性的な嫌がらせをしたなどと報じられ、これに対し立憲民主党は10月26日の執行役員会で、青山氏の無期限党員資格停止処分と会派入りを認めない方針を固めました。
青山氏は「私の認識とは異なる部分もある」としながらも「傷つけたとすれば本当に申し訳なかった」とコメントしています。
青山氏は衆議院選挙では静岡1区と比例東海ブロック重複で立候補。小選挙区では38,531票を獲得し、3番手となり落選したものの、比例復活で当選を果たしていました。
青山雅幸氏は1962年3月2日、静岡県静岡市の生まれで現在55歳です。静岡県立藤枝東高等学校を卒業後、東北大学に進学。東北大学法学部を卒業後、弁護士として活動しています。現在は全国B型肝炎訴訟静岡県弁護団団長、カネボウ美白化粧品被害静岡県弁護団団長などの要職に就いています。
2016年に民進党から離党。今回の衆議院議員総選挙に立憲民主党から出馬しました。2017年の第48回衆議院議員総選挙では、静岡県第1区選挙区から出馬し、得票数38,531票を得るも小選挙区で敗退。比例東海ブロックで復活し初当選を果たします。
青山氏は、HPによれば、政策のキャッチコピーに「闘う、弁護士!!」を掲げ、具体的な政策としては、
・財政均衡
・子育て支援
・高齢者の方への配慮
・東京一極集中の是正
・循環型社会の実現
・もう一度、夢と希望を!楽しさに満ちあふれた社会を!!
をあげています。
立憲民主党は青山氏に対し、無期限の党員資格停止処分と会派入りを認めない方針としました。福山哲郎幹事長は記者団に、「性暴力の根絶を求めるわが党で、セクハラで女性を傷つけるような状況が発生していることは遺憾だ」と語りました。
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします
My選挙
あなたの選挙区はどこですか? 会員登録をしてもっと楽しく、便利に。
話題のキーワード