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【都議選】定数減で現職サバイバル! 自民 VS 都民の幹事長が激突【北区】

2017/6/12

平木 雅己

平木 雅己

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今回はその中から、激戦が予想される北区選挙区を紹介します。

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今回から定数が1減り、3人となります。

自民党と都民ファーストの会のそれぞれの都議会幹事長に加え、公明党と共産党を合わせて4人の現職に民進党元職も加わる激しい戦いが繰り広げられています。

都議会自民党幹事長・高木啓氏は、まちづくりや若者・女性の起業支援策の充実などを訴え4期目を目指します。

公明党は、大松成氏が4期目を目指します。前の党代表・太田昭宏衆院議員の地元でもあり、10人の区議とともにきめ細かく区内を廻り、支持者固めに力を入れています。国政比例票2万3000票~4000票にどの程度の上積みができるかどうかが注目されます。

共産党は、現職・曽根肇氏が6期目を目指します。9人の区議とともに活動を続け国政比例票(直近3回は2万6000票~8000票)への上積みを図り、議席維持を狙います。

民進党は、元職・和田宗春氏が議席奪還を目指します。

都民ファーストの会は、都議団幹事長で、メディアへの出演も多い音喜多駿氏が2期目を目指します。音喜多氏は、情報公開に加え、容積率緩和など規制改革での経済成長戦略を訴えます。去年の都知事選挙で小池百合子氏が獲得した7万票余の勢いを結びつけることができるかどうか注目されます。
(6月5日 18時更新 ライター・選挙アナリスト 平木雅己)

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平木 雅己

平木 雅己

ライター、選挙アナリスト。 NHK社会部記者として、選挙報道事務局を長く勤め、「票読み」はじめ情勢分析や出口調査導入に尽力。小選挙区制度が導入され初めての衆議院議員選挙報道ではNHK会長賞を受賞。ゼネコン汚職、政治資金の不正など政治家が関わる多くの事件・疑惑も取材。 その後、連合事務局にスカウトされ、会長秘書(笹森清氏)を勤め選挙戦略の企画立案・候補者指導を担当、多くの議員の当選に尽力した。 政策担当秘書資格取得後、外務大臣政務官及び衆参国会議員秘書として、外交・安全保障、都市計画、防災、治安、雇用・消費者、地方自治、憲法などの委員会や本会議質問を作成、政策立案に携わる。

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