八王子市選挙区において共産党公認候補とされている清水秀子氏。
なお、同じ練馬区選挙区では自民党の新人・伊藤祥広氏、同党の新人・鈴木玲央氏、公明党の現職・東村邦浩氏、民進党の新人・安藤修三氏、都民ファーストの会の現職・両角穣氏、同会の新人・滝田泰彦氏、日本第一党の新人・岡村幹雄氏らが立候補を予定しています。
八王子市の候補者一覧、情勢まとめも掲載!東京都議会議員選挙 特設サイトはこちら >>
清水氏は1951年山梨県の生まれです。山梨県上野原町町立小学校、中学校、山梨県立都留高校、都留文科大学を卒業し、八王子市立由木中央小学校、柏木小学校に教員として務めました。
小学校6年生では児童会長となりましたが、当時は女子の会長が珍しかった、と清水氏は振り返ります。中学校では音楽クラブ、バレーボールクラブ、学級委員として3年間活動し、高校では吹奏楽クラブで熱心に練習しながらベトナム戦争や沖縄問題へと関心を持ち、大学では自治会、クラス活動に参加しました。
大学卒業後は八王子市で小学校教員として務めました。妊娠・出産・子育てをしながらの仕事も経験しています。その中で、保育行政や学童保育行政の不十分さを実感し、市政へ関心を持ち始めた、と自身のホームページで述べています。
清水氏は12年で教員生活にピリオドを打ち、八王子市議選への立候補を決意。1年間の地道な地域回りを続け、1987年に八王子市議に初当選しました。まだバリアフリーが問題として認識されるようになった頃で、北野駅にエレベーターやペデストリアンデッキを設置するために議会で何度も訴え、手が不自由な障害者の手紙を紹介するなどし、市長や議員の理解を得てついに実現することができた、としています。
6年間八王子市議を務め、1993年に都議選に初めて立候補しましたが落選。1997年に初当選を果たし、共産党員の一員として子育て支援や観光―陣場山頂、都立小峰公園などへのトイレの設置、八王子盲学校の老朽校舎の調査改善、八王子地域の道路・河川・補導・信号機の改善や設置など、様々な問題に取り組みました。
清水氏が現在取り組んでいる課題がホームページにて公開されています。
1.福祉の充実……安心して子育てができる東京を作り少子化を克服、介護保険料や利用料の減免、在宅でも施設でも安心の介護基盤整備などによる年配者や障害者も安心して暮らせる地域づくり
2.暮らしや都民の人権を守る……30人学級や学校改修等による基礎学力と社会性が身につく学校・教育改革、中小企業支援による地域活性化、働く人の権利や雇用を守り若者や女性なども働きやすい社会づくり
3.環境と防災対策を重視した生活環境の整備……大型公共事業の見直し、自動車公害防止や緑を守るまちづくり、学校・マンションの耐震化推進や木造密集地・鉄道・高速道路・超高層ビルの安全化促進による東京直下地震への備え、多摩地域と23区との格差の解消
4.憲法をまもり活かす都政への改革……憲法9条に基づく平和の都市外交の拡大、国旗や国歌の扱いを強制しない、横田基地の早期返還など
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします
My選挙
あなたの選挙区はどこですか? 会員登録をしてもっと楽しく、便利に。
話題のキーワード