先週水曜日、都議選の千代田区選挙区に「都民ファーストの会」公認候補として、在ミャンマー日本大使・樋口建史氏の長男、樋口高顕氏が擁立されました。「都議会のドン」こと、前自民党都連幹事長だった内田茂氏のお膝元だけに注目を集めている千代田区ですが、自民党はまだ公認候補を決めていません。都民ファーストの会が一歩先んじた形となりました(記事は3月14日時点の情報)。
あわせて、同じ8日には追加公認候補として、女性候補も発表されました。杉並区選挙区には茜ケ久保嘉代子(あかねがくぼかよこ)氏、港区選挙区にはフジテレビ社員の入江伸子氏が擁立されました。
※6月23日、都議選特設サイト公開!
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小池百合子都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が3月8日に擁立した都議選の公認候補、入江伸子氏。現在はフジテレビを休職中です。
過去には「フジテレビKIDS」の幹部を務めた経歴も持っています。「フジテレビKIDS」とは、子ども向け番組を制作しているフジテレビの子会社。子ども向け番組の他、音楽・イベントなどのプロデュースも行っています。
1973年からフジテレビで「ひらけ!ポンキッキ」という子ども番組が放送されはじめましたが、この流れを受けて子ども用コンテンツに特化した会社です。「ゆっくり生きる」「みんなの子ども」「考える力」というキーワードの元、キッズコンテンツを通じて子育て支援するという理念を持っています。
今回、公認候補に選ばれた入江伸子氏は、小池百合子都知事の政治塾「希望の塾」出身です。「希望の塾」は、2016年10月から2017年3月までが第1期。先日3月4日、全6回の講義を終了しました。受講料は男性が5万円、女性が4万円と、女性に優しい仕組みを作っていました。
同日に発表された茜ケ久保嘉代子(あかねがくぼかよこ)氏と同様に、今後も希望の塾出身の女性候補を積極的に擁立していくとの報道も見受けられます。週刊誌では、希望の塾に通っている元テレビ朝日アナウンサー龍円愛梨氏や、タレントのエド・はるみ氏の名前も挙がっています。
夏の東京都議会議員選挙(6月23日告示、7月2日投開票)に、港区選挙区からの出馬が決まった入江氏ですが、港区からは、現職の自民党の菅野弘一(かんのこういち)氏と自民党のきたしろ勝彦(きたしろかつひこ)氏が立候補予定です。港区の定数は2議席。この2議席をめぐって、入江伸子氏らが争うこととなります。
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