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※本記事は「中村ゆきつぐのブログ 現場の声を国政へ」の転載となります。記事内容は執筆者個人の知見によるものです。

日曜日栃木県知事選と宇都宮市長選が終わりました。どちらも現職が勝ちましたが、市長選は稀に見る激戦でした。(栃木)佐藤氏、LRT推進明言 宇都宮市長選で辛勝、<’16宇都宮市長選>分析 LRT計画 法定ビラ、激戦の要因 周知不足に不満も /栃木)
住みやすい街全国1位とか、市長はまずまずの頑張りを見せていた宇都宮市。アンケートによる宇都宮市長が行ってきた市政に対する満足度は7割でした。
無風での再選を信じていたのですが、一つのビラが嵐を呼びました。それは20年前から言われているが、いろいろ問題があって放置されてきたLRT問題に関する野党からビラでした。


一つの不信感から今までの全てを否定する群集心理。今回の選挙はまさにそれが高齢者を中心に動いたことのによるものでした。自分たちの生きているうちに結果が出ないものにたくさんのお金を使うことの意義が見えない。まして成功が100%ではないので20年間棚上げされてきた事案。そんな施策より自分たちの福祉にという部分をうまく突いた民進党の戦略でした。
正直100%の答えはありません。いまいる高齢者は、LRTを作らないことで街がジリ貧状態になろうがなるまいが生きている間は関係ないかもしれません。そして今までの街の復興作りの行政の下手くそを考えると、LRTがどれだけ効果を示すかは確かに不安があります。でも動かなければ、何かをしなければ宇都宮がジリ貧に陥る可能性は高いことは多分事実でしょう。
医療と同じで、何かをしないほうがいい時、何かをしなければいけない時、それを見極めて動く必要があります。高齢者、成年、子供、全てが100%の満足は得ることは難しいでしょう。だから説明をしっかりしながら、お互いに理解し我慢し前へ進むことが今の時代は必要と考えています。そして一番は子供達を育てるために。そうすれば結果地域は良くなります。
今回市は2つに分かれました。だからこそ市長に前に進みながらも丁寧な説明をおねがいしたいと思います。ただ市民も協力しながらやっていくことが必要な時代です。お任せではもうダメな時代と認識しましょう。
※本記事は「中村ゆきつぐのブログ 現場の声を国政へ」の転載となります。オリジナル記事をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。
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