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トランプ大統領誕生 これが民主主義 「それでも陽は昇る」

2016/11/9

中村 ゆきつぐ

中村 ゆきつぐ

※本記事は「中村ゆきつぐのブログ」の転載となります。記事内容は執筆者個人の知見によるものです。

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これが民主主義。BREXITもそうだったが、その国の国民が選挙によって決めたこと。すべて正当な手続きで行われたもの。そうマスコミがクリントン優勢と言っていたことは何の関係もない。彼の人間性なんてどうだっていい。いくらきれいごとを言っていても今のオバマ民主党政治が、アメリカ白人のマジョリティーの要求に答えていなかったということ。だから世間はオバマを引き継ぐクリントン、格差を拡大した民主党政権にNOを突きつけ、危険だがトランプに新たな希望を持ちCHANGEを望んだ。それ以上でもそれ以下でもない。

今後の予想は大変だ。自由貿易の破壊(TTPは)、地球温暖化対策無視(パリ協定は)、移民問題(イスラム、メキシコの壁)、国際関係問題(中国、ロシア、EU、日本…)。少なくともアメリカは内向きになるだろう。ただ勝利宣言の大人ぶりに少し期待はしている。

アメリカが世界の警察を辞めたとテレビで言っただけで、IS含め世界はボロボロになった。さらに他国は守らないと言っているトランプが大統領になったら日米同盟を含め本当にどうなるのか。米軍は引き上げ、日本が核兵器を含めて軍備が増える? もう考えるのが嫌になってしまう。

それでも、自民党に嫌気がさし、民主党に政権を預け、鳩山氏が総理になった日本でも、今なんとかなっている。そうオバマ大統領が言っているように、「それでも陽は昇る」。 前へ進むしかない。

それでも自分の常識だけで、当たり前という思い込みだけで、物事を判断していたことがこれほど愚かな行為ということを再認識した1日だった。

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中村 ゆきつぐ

中村 ゆきつぐ

昭和38年生まれの男。鹿児島ラ・サール中・高卒業。平成元年防衛医科大学校卒業の元陸上自衛隊医官。血液内科専門。自衛隊と医師の2足のわらじをはきながら、イラクでの支援にも参加。現場で働いていく閉塞感を感じ、患者さんと仲間のために政治の世界に飛び込むため防衛省を退職。約2週間で選挙準備。残念ながら落選。現在充電中。 2012年4月から血液内科医としてまた診療中 2016年3月いっぱいで退職 全ての記事は私個人の意見で、獨協医大、防衛医大、自衛隊とは関係がないことを宣言しておきます

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