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これが民主主義。BREXITもそうだったが、その国の国民が選挙によって決めたこと。すべて正当な手続きで行われたもの。そうマスコミがクリントン優勢と言っていたことは何の関係もない。彼の人間性なんてどうだっていい。いくらきれいごとを言っていても今のオバマ民主党政治が、アメリカ白人のマジョリティーの要求に答えていなかったということ。だから世間はオバマを引き継ぐクリントン、格差を拡大した民主党政権にNOを突きつけ、危険だがトランプに新たな希望を持ちCHANGEを望んだ。それ以上でもそれ以下でもない。
今後の予想は大変だ。自由貿易の破壊(TTPは)、地球温暖化対策無視(パリ協定は)、移民問題(イスラム、メキシコの壁)、国際関係問題(中国、ロシア、EU、日本…)。少なくともアメリカは内向きになるだろう。ただ勝利宣言の大人ぶりに少し期待はしている。
アメリカが世界の警察を辞めたとテレビで言っただけで、IS含め世界はボロボロになった。さらに他国は守らないと言っているトランプが大統領になったら日米同盟を含め本当にどうなるのか。米軍は引き上げ、日本が核兵器を含めて軍備が増える? もう考えるのが嫌になってしまう。
それでも、自民党に嫌気がさし、民主党に政権を預け、鳩山氏が総理になった日本でも、今なんとかなっている。そうオバマ大統領が言っているように、「それでも陽は昇る」。 前へ進むしかない。
それでも自分の常識だけで、当たり前という思い込みだけで、物事を判断していたことがこれほど愚かな行為ということを再認識した1日だった。
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