参議院選挙制度改革は抜本的見直しを「必ず」!?
2015/07/29
2016/10/06
政治家の本当の姿を伝える、選挙ドットコム「政治家インタビュー企画」。
今回は、自由民主党の参議院議員、そのだ修光氏にお話をうかがいました。
そのだ氏は、鹿児島県議会議員を2期務めた後、1996年、鹿児島2区で衆議院議員に当選。その後のブランクを経て2016年、全国比例で参議院議員に初当選しました。
<参考>ホームページ:http://sonodashuko.com/
自民党の総裁選にも出馬経験がある、地元・鹿児島出身の(故)二階堂進元自民党幹事長の影響を強く受けています。父親の関係でご自宅に伺ったことがあったのですが、「国士」と表すに相応しかった二階堂先生と身近で接する機会があったことが政治を志すきっかけとなりました。高校生か、大学に入ったくらいの年代でしたね。
国会議員を志したのは、地方議員時代の違和感がきっかけです。26歳から鹿児島県議会議員を2期務めましたが、私の目指すものは県議会では難しく、地域よりも国全体の将来のことを考えたいと思うようになりました。この考え方も、国全体のことを語っていた二階堂先生の影響を強く受けていますね。
「人生の本舞台は常に将来に在り」。昨日までは人生の序幕に過ぎず、今日以降がその本舞台。過去はすべて人生の予備門で、現在以後がその本領だと信じて生きる、憲政の父・尾崎行雄先生の言葉を大事にしています。
私が特に力を入れている政策は、主に2つあります。
1つは社会福祉です。
私は介護保険法を自民党で作ったメンバーの1人なんです。医療費がどんどん増える中、介護の部分をみんなで支え合うという考えで法制化を行いました。
しかし、実際に現場で見てみると、現状に合っていない部分もあり、不満が集まっています。かつては道路や港を作る公共事業の方が注目されていましたが、現在の政治では、ニーズも不満も八割方は社会保障にあると言っても過言ではないと思います。社会保障の充実なしに、国民の支持は得られません。財源を確保する方法も含めて、もう一度社会保障の在り方を国全体で考え直し、改善していかなければならないのではないでしょうか。
もう1つは子育て支援・教育です。
少子高齢化が進み、日本の労働人口は少なくなる一方です。
出生率1.8(人)を掲げる政権は安倍政権が初めてです。しかしそれが達成できていない。そこを補う政策を充実させていかなければなりません。長時間労働の是正や保育所等の拡充などの仕事と家庭の両立を可能とする環境整備、社会福祉法人やNPO等との連携を通じた子どもの貧困対策・虐待防止を進め、日本の未来である子どもたちに、充実した成長の場を創りたいと思っています。
また、社会が凄まじい勢いで変化しているので、それに応じた教育体制の改革が必要です。何より、国家としてどのような次世代を育成していくのかという教育ビジョンを持つ必要があります。
外国人労働者の受入れも進みます。外国人労働者の子どもへの教育も無法地帯にしないことが、今後の社会の安定性を図るためにも重要であると考えます。
私は選挙が好きなんですよ。好きじゃなかったらこんなに何度も出馬していないです(笑)。政治家は選挙に当選して初めて就ける立場です。どんなにその人が志を持っていても、良いことを言っていたとしても、選挙で当選しなければ政治家になることはできません。それは地方議員でも国会議員でも同じことです。選挙は政治家の基本であるし、落選をしたらその選挙はいい選挙だったとは言えないですね。
当選した参院選では、私は47都道府県全てを回り、本当に沢山の有権者の皆様にお会いすることができました。場所によって話への反応が違うのがまた面白いですね。
選挙のあとに、「参議院の全国比例は苦労したでしょう、きつかったでしょう」と言われることがあるのですが、私にとってこれは苦ではありませんでした。何千kmも移動して、また現地の有権者の皆様とお会いすることができ、私の話を聞いていただき、意見交換をさせていただくことが楽しいんですよね。
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします