皆さん、いよいよ投票時間も残りわずかになってきました。
おそらくこの記事を読んでくださっているほとんどの方はすでに投票を終えている方々だと思います。選挙ドットコム編集部としても、投票日の今日発信するニュースは「投票に行こう」系の記事しかないかなぁと思っていたのですが、なんと京都で面白い戦略を打ち出した投票所があると聞き、ivote関西さんの取り組みを記事でご紹介いただきました。
京都で主権者教育を行うダイバーシティズン発案、ivote関西の協力で実現した今回のプロジェクトは、その名も「投票所→」プロジェクト(なんて読むのかは不明です…)。なんと街中にカラフルな「矢印(→)」を貼り付けて、街行く人に「今日は投票日ですよー!」「投票所はこっちですよー!」「ハガキなくても大丈夫ですよー!」と伝えてくれるんですよね。
では早速、たくさんの写真と一緒に街の様子を見てみましょう!
おー、貼ってる貼ってる。
こんな風に矢印が貼られていきます。しかも一つ一つにいろんな言葉と投票所までの地図が…!
「うちの子のふるさとは西院」「親も無関心なら子も無関心」などなど。
大きなイオンモールさんのフェンスにも!イオンモールの壁にどでかく書かれた「参議院議員通常選挙」に気付いた人は、あとはこの矢印にしたがって投票所にいくだけ!
駐輪場にもきちんと目が配られてますね。
お、投票所が近づいてきたかな。俄然ワクワクしてきます。
おおーーー最後の大通り。もう投票所は目の前です。さすがにこれだけ貼られると、否が応でも気づいてしまうますよね。(もうわかったから、、、笑という人も出てきそう。)
はい、到着です!!!矢印のおかげで(矢印が多すぎたせいで)、一度も迷うことはありませんでした。
こんな風に、街がカラフルに彩られ、いつもと違う景色になっているだけで、少し胸が踊ります。そしてよく見ると、「あ、そういえば今日は選挙の日だった」と気づかせてくれる。住民に寄り添った素敵なプロジェクトでした。
実はこのプロジェクト、平成18年にコトラボという会社が横浜市長選で行ったことがあり、全体の投票率が落ちる中でその投票所だけ投票率が上がったという実績があるとのこと。今回このプロジェクトに手を上げたのは京都市西院にある中学校で、今回はこの中学校に置かれた投票所にすべての矢印が誘導するという形になっています。投票率が開示されるまではその効果はわかりませんが、何よりこれを準備している大学生や地域の方の楽しそうな姿を見るだけで、胸がほっこりしました。
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