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【歴史は繰り返す?】ジャイアント・キリングかもしれない 京都府福知山市長選挙

2016/6/9

選挙ドットコム編集部

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京都府北部に位置する福知山市で、12日に市長選が投開票されます。構図は府議会議員だった新人と、3期目を目指す現職の一騎打ち。地元大学の存続問題や防災対策、現職市長の年齢などが争点となりそうです。
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現職を自・公・民が推す

5日告示の市長選に立候補したのは元民主党府議会議員の大橋一夫(62)氏と、元教師で現職の松山正治氏(78)。いずれも無所属ですが、松山氏は自民、公明両党の推薦、民進党の支援を受けています。首長選は「現職が有利」とされるだけに、大橋氏の古巣である民進党も勝ち馬に乗ろうというのでしょう。
地元紙などによると、大橋氏は観光客の呼び込みや中小企業の支援、財政基盤の安定などを主張。松山氏は出生率の引き上げや今春開校した福知山公立大学の振興などを訴えています。観光や産業の振興は違いが出にくい分野ですが、「福知山公立大学」の問題は争点の一つとなりそうです。元々は私立の「成美大学」として開学した同校ですが、経営状況が悪化。市が存続のために8億円を投じて公立学校化した経緯があります。

市は5年目から黒字に転換すると説明していますが、水害被害などで財政が悪化する中、8億円もの財政支出は適正だったのか。本当に計算通りに学生が集まるのか。市民の負担が膨らまないのかなどが問われそうです。

 

82歳の市長誕生か、ジャイアントキリングの歴史を繰り返すか

もう一つの争点は78歳という現職市長の年齢でしょう。少し古いですが、総務省の調べによると2011年の統一地方選で当選した全国の市長の平均年齢は59歳。松山氏はそれよりも20歳近く上ということになります。任期は4年なので、82歳まで任務が続きます。
80歳を超えてもしっかり市長として務めを果たすことができそうか、それとも若返らせるべきなのか、有権者の判断が問われます。
ちなみに松山氏は8年前の市長選で、主要政党が支援する現職を僅差で破って初当選しました。歴史は繰りかすか、それとも松山氏が組織力と「現職の優位性」を生かして逃げ切るか。現在行われている選挙戦で無党派層を掘り起こせるかどうかが鍵となりそうです。

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