選挙は、候補者と運動員が一体となって進む戦いです。時間に遅れたり自分勝手な行動をしたり、他の運動員の悪口を言ったりする事は慎んで下さい。戦いですから、状況によってローテーションが変わったり、より厳しい事もあるかも知れませんが、当選するためと割り切って下さい。何かハプニングがおこった際には、必ず遊説本部に連絡を取りましょう。
選挙中の現場での指導や遊説の責任者は選挙事務所の方から指示がありますから、必ず直属の責任者の指示に従って下さい。いない場合は候補者に訪ねましょう。特に選挙運動中は多くの方が出入りし、様々な事も言われますので、分からない事は勝手に判断せず、必ず直属の責任者の指示に従って下さい。
選挙活動は一双のボートを漕ぐことに、とても良く似ています。どちらか側だけが力を入れ過ぎても、前には進みません。呼吸と全員の力をあわせて最大限のパワーが出せるように、チームワークを大切にしましょう。
また、ともすると選挙カーとはぐれてしまったり、思わぬ事故に繋がったりする場合があります。お手洗いなどでその場を離れる際も、必ず誰かにその場を離れる事を伝えてから離れましょう。とても大切な基本の一つです。
どうしても我慢がならないタイプのうぐいすさんや運動員も、中にはきっといるでしょう。多くの方が集まる場ですから、そういう人がいても当然なのです。そういう方がたがもしも選挙業務として「いけない」ことをしているのなら、責任者に後ほど現状の報告をしましょう。「サボッてばかり」とか「言ってはいけない間違いをした」とか、責任者もそういう報告を求めているはずです。
気が合う合わないは人間同士なのでどうにも出来ませんが、業務としては目指す方向は一つです。悪い事ははっきり言う。やる事はびしっとやって、休む時はしっかり休憩を取る。気持ちのいい現場作りを心がけましょう。ただし、戦いですので和気あいあいも程々に!(幸慶美智子)
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