2017年 第48回衆議院選挙。山口県第3区選挙区から立候補予定の河村建夫(かわむら たけお)氏の人柄・学歴・経歴は?
2017/09/20
現在発売中の「ジャンプスクエア」5月号で連載が終了した『帝一の國』。同作は、中高一貫の男子校「海帝高校」で主人公・赤場帝一が、将来、総理大臣になるための足がかりとして、生徒会長の座を勝ち取ろうとする物語です。学校内での駆け引き、根回し、謀略…。昭和の日本で繰り広げられる、むき出しの権力闘争が描かれています。
2014年4月には、同作を舞台化した「學蘭歌劇『帝一の國』」が、俳優・木村了さん主演で上演されました。以降、15年7月の第2章「學蘭歌劇『帝一の國』ー決戦のマイムマイムー」、そして16年3月の「學蘭歌劇『帝一の國』ー血戦のラストダンスー」で、3部作のラストを迎えました。さらに、15年12月には、実写映画化が発表されるなど、『帝一の國』の世界は、漫画だけにとどまらず、さまざまなジャンルに広がっています。
単行本最終巻となる第14巻の5月2日(月)発売を目前に、「業界初の選挙を題材にした漫画」を描いた漫画家・古屋兎丸さんに、お話をうかがいました。
ーーこの漫画を描くきっかけを教えてください。
次に描くものを考えていたときに、「学生たちが闘う漫画を描きたい」と思いました。作家・山崎豊子さんが好きなのですが『白い巨塔』の第1部で、学内の教授選挙における財前五郎たちの戦いを見て熱くなり、「選挙戦で闘う漫画を描こう」と決めました。
ーー「選挙」が題材の漫画を読んだ読者から、どのような反響があったのか気になっていました。
基本的に読者の方は、それが喧嘩なのか、選挙なのかという違いはあれど、一つひとつ、試練を乗り越えていく・闘うという「主人公の様(さま)」に、胸を熱くするのだと思います。例えば『宇宙兄弟』(作・小山宙哉、講談社)。あの作品は「宇宙に行く」という闘いを描いたバトル漫画だと思っています。
ーー実際の選挙など、何か参考にしたものはあるのでしょうか?
『白い巨塔』の他に、「東大法学部で政治を学び、暴力で日本を制覇するという野望を持った2人の若者が、日本の頂点に上りつめる」という『野望の王国』(原作・狩屋晢、画・由起賢二、日本文芸社)という漫画があります。その作品が好きで全巻持っていました。その2つが、『帝一の國』を描く上で、影響を受けた作品です。実際に行われた政治・選挙を参考にしたということは、ないです。
ーー『帝一の國』は、それぞれのキャラクターが濃いですよね。
「何が何でも這い上がってやる」という主人公・赤場帝一に対して、「俺は曲がったことが嫌いだ」という、正義感あふれる大鷹弾、あまり選挙には関心はないけれど「勝負事には負けたくない」という森園億人、「どんな手でを使ってでも生徒会長になってみせる」という氷室ローランド。また、それらを補佐するキャラクターもいます。それぞれの立場によって考え方や信念、闘い方も変わってきますので、物語が複雑になったのかもしれません。
ーー物語の中には不良と手を組む、派閥、実弾などが出てきますが、実際の政治の動きとリンクしているのですか?
日本の政治における派閥の存在、賄賂などは、よく話題になります。漠然とそういう要素を自分の中に入れ込み、それを漫画に置き換えてはいますが、具体的な何かを当て込んだということはないです。
ーーセリフに関してですが、強引なキャラクターもいれば、それを指摘するようなキャラクターもいました。考えるときはどのようにされていたのですか?
セリフは、そのキャラクターになりきって考えるので、それぞれが言いそうなこと、やろうとしていることを念頭に置いています。例えば「頭がいいから難しそうな言葉を使うだろう」「難しい言葉は使わないだろう」や、「まっすぐな言葉を使うだろう」や、そのキャラクターがやろうとしていることを考えました。「こういうことをすると、こういう日本になってしまいます」と、方向を導く・予見するような羽生(慎之助)という1年生キャラクターを出したり。これも、特に何か参考にしたものはないです。
ーージャンプスクエアの読者から、どのような反響がありましたか?
ジャンプスクエアは女性読者が多く、やはり女性ファンの反響が大きかったです。3年に渡って上演された舞台も、観客の約8割が女性でした。やはり、設定が「男子校」という特性もあり、さまざまなタイプのキャラクターがいますから、「私はこの人が好き」など、それぞれにファンがついて、イケメンパラダイスのような状態でした。
ーー女性ファンが多いということでしたが、年代的には?
中学生・高校生からのファンレターも来ますし、30歳前後の方もいます。今回の舞台は(出演者の)乃木坂46のファンの男性が舞台を見に来ていて、後から『帝一の國』を読んで「内容がすごく好きだ」と言ってくれる人もいました。
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『帝一の國』古屋兎丸先生インタビュー 第2弾
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