
本日は2月29日。4年に一度閏年にしか存在しない一日です。「閏年は政局が動く」という都市伝説(弊サイト調べ)があるそうですが、過去の閏年にはどんな政変が起きたのでしょうか?今回選挙ドットコム編集部は閏年の政変についてまとめてみました。
4/1に自民党小渕恵三首相と、連立を組んでいた自由党党首小沢一郎の会談が決裂し、自由党は連立離脱を決定しました。自由党は連立離脱派と連立維持派に分裂し、維持派は保守党を結成しました。翌日2日に、小渕首相は脳梗塞を発症し、入院。その後小渕内閣は総辞職し、森喜朗内閣が成立しました。
その選任過程は、派閥のトップによる「密室談合政治」などと批判され、就任当初から内閣支持率が下がり続けました。後に小泉純一郎という有権者に直接訴えかける新しいタイプの首相が生まれる素地となります。
前年の参議院選挙で民主党が単独過半数を握り、後期高齢者医療制度をめぐる与野党の対立の中、6/11に参議院で福田康夫首相に対して問責決議案が可決されました。それにより政権運営は厳しいものとなり、9/24に福田内閣は総辞職しました。365日の在任期間でした。福田内閣の前の安倍内閣が、366日、福田内閣の次の麻生内閣が358日と、ほぼ1年で総理大臣が交代する自体となり、政権交代への機運が一気に高まることとなります。
当時の民主党野田政権は低支持率、参議院過半数割れに苦しむことになります。財政赤字が問題になり消費税増税の機運が高まります。野田政権は増税を推進し、8/10に参議院で増税法案を可決させます。しかし、衆議院可決後、小沢一郎など増税に反発する民主党議員が離党して新党「国民の生活が第一」を設立し、参議院採決でも民主党議員が造反するなど、党内の意思統一に苦しむことになりました。さらにTPPの議論も盛り上がりましたが、こちらも党内で議論が割れ、党内の対立は深刻なものとなりました。内閣支持率は30%を切るようになり、12月衆議院選挙では安倍晋三率いる自民党に大敗し、政権交代となります。
これまでの閏年を振り返ってみましたが、今年はどうなるのでしょうか。自民党でもスキャンダルが続出し、民主党では新党結成の機運が高まり、野党連合による「国民連合政府」の構想も出てきています。夏の参議院選挙に向けて、これらの動きが加速することは確実でしょう。今年も政局から目が離せません。
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