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政治用語の解説もある痛快政治コメディ「民王(たみおう)」

2015/7/25

幸本あかり

幸本あかり

ある日突然、現職総理大臣とその息子の心と体が入れ替わってしまったら…?

そしてそのまま、それぞれの役割を果たさなくてはならなくなったら…?

遠藤憲一×菅田将暉のW主演で、この夏、奇想天外な入れ替わり劇が幕を開ける!
ある日突然互いの“心”と“体”が入れ替わってしまった内閣総理大臣の父と大学生の息子が、日本国民を巻き込んで繰り広げる、ファンタジックでドタバタで、ハートフルな物語。既存のコメディードラマとは一線を画す、痛快政治エンターテインメント『民王』!
ベストセラー作家・池井戸潤氏の人気作を、テレビ朝日で初めてドラマ化する!
番組公式サイトより)

昨晩からスタートしたテレビ朝日の金曜ナイトドラマ『民王(たみおう)』の第1話、みなさんご覧になりましたか? 主演のお二人の演技やドラマのテンポがとても良く、見ながら何度も笑ってしまいました。

基本はコメディ・ドラマですが、なんといっても主人公が総理大臣ですから政治の専門用語が飛び交います。その際、画面下に簡単な説明が入るなどの工夫されており、これまであまり政治に関心のなかった人にもわかりやすいドラマです。

ドラマの中盤からは総理である父と大学生の優男(草食系?)の息子が入れ替わるのですが、その時に劇的に変わるのが「姿勢」です。総理大臣である父が背筋を伸ばして歩く姿と、息子と入れ替わったあとのねご背で歩く姿の差にびっくりしました。主演のお二人の演技が素晴らしかったのですが、姿勢一つでその差が生まれることが映像から顕著にわかりましたし、政治家はやはり「見られる仕事」ということを再認識しました。

第1話では内閣発足直後に、経済産業大臣がある失言をし、任命責任を問われるわけですが、実は経済産業省が「バカヤロー」と叫んだことには理由があったことが明かされます。政治家、特に要職にある方の発言は一部を切り取って報道されることも多く、普段私たちはその発言がなされた背景などを知ることはありません。選挙ドットコムは、インターネットメディアですので、新聞やテレビのように紙面や尺の関係で政治家の発言を編集する必要はありません。先日も埼玉県知事選挙の第一声を全文掲載しましたが、今後も出来る限り政治家の発言は全文を掲載し、できればその政治家の想いや使命感のようなものも伝えていきたいと思いました。

と、少し真面目な感じになってしまいましたが、個人的には、「更迭」の単語から人気漫画『鋼の錬金術師』を連想して「ハガレン?」とつぶやいた総理(中身は息子)がツボでした(笑)2話目が今から楽しみにです。

 

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幸本あかり

幸本あかり

ふとしたことから選挙の現場に携わり、以来10年ほど様々な選挙事務所を渡り歩く、選挙事務所番ときどきライター。事務所が荒れても事務机は整頓すべしが信条。

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