フランス大統領選は四つ巴の戦い!国民は誰を選ぶのか、情勢解説
2017/02/15
2014/07/18
政治や選挙にビジネスや社会事業などで関わっている方々をお呼びして、その背景や選挙に関するお話を伺う『ザ選挙対談』。
第5回目は増澤諒さんをお迎えしました。
増澤さんは、1988年生、長野市出身の25歳。
早稲田大学卒業後、都内ITベンチャーでの勤務を経て、現在、東工大修士1年。大学院での研究テーマは「ネットと政治」。2012年には、ネット選挙解禁を目指す活動「One Voice Campaign」に参画。 2013年には、SNSで投票日を呼びかけ合うWebサービス「FIRST STEP」を企画・開発し、同企画でマニフェスト大賞受賞。2014年の東京都知事選挙では、家入かずま陣営のマニフェスト作成担当として、3万件のツイートから120の政策を作成、話題となりました。
現在在籍している東京工業大学大学院では、研究テーマがツイッターの集計方法なんです。家入陣営の選対でも、同じ感じですね。家入さんのところでは、もともとマニフェストが無かったので、ツイッターでマニフェストを募集しました。2週間で3万件ほど集まりました。そこから関心の高いものをカテゴライズし、実際のマニフェストに落とし込むといった作業をしました。期間は2週間しかなかったので、ボランティア100名ほどにお手伝いしてもらいました。苦労したのは、3万件のマニフェストのカテゴライズとか、単語の抽出など。一人の人間の判断では偏りが出るので3人以上が作業し、3人の意見が合致したら採用するといった方法をとりました。
結果として(集計したものを)120個の政策に落とせて、それを期間中に発表できたことが良かったですね。このようなケースは、世界的にみても例がないし、達成感がありました。ポスター貼りも、位置情報とかハッシュタグをつけて写真を投稿すると、自動的に集計して地区別にポスター貼りの進捗状況がわかるとか、そんなおもしろいことをやってましたね。
大学に行くために、とりあえず長野から東京に行こうという感じでした。東京は怖いところというイメージがあって、格好つけて「ピアスあけよう」みたいなことがありましたね(笑)。大学卒業後、IT企業に就職して、再度大学に戻ろうという根拠は、やはりネット選挙のことが大きいです。
もともと大学時代にも政治に関心があって、いずれ政治の世界へ、とは思っていた。実際に大学院に入り直したのは、やはり知識を身につけたかったのと、一度社会人をやっていて、「身の振り方」がわかっているので、どういう勉強をしたらいいかとか、時間もあってプロジェクトをまわせたりするので、それが良かったです。もともと文系でしたから理系への転換はそれなりに大変で・・・当時は、7年ぶりくらいにすごく勉強したな、という感じでした。
日本人は投票率も低いし政治への関心も低いけれど、食にシビアなので、「食」をテーマにしておくと、政策に対してかなり幅広く取り扱えるし、敏感に反応してくれると思っています。
投票率を上げるにしても、ウエブはツールなので、どれだけ面白いコンテンツを作っていくか、というのが大切だと思っています。今回の「食と政治」に関していえば、既にある程度関心を持っている人が、さらに関心を持ってもらう手段かもしれないな、と思っていて・・・。でも一方で、全く関心を持っていない人に、いかに関心を持ってもらうかも大切ですよね。僕が過去にやっていた「ファーストステップ」等は、みんなで投票を呼びかけ合って選挙に行こうというものでしたが、関心を持ってもらうこと、さらに関心を持っている人を育てていくこと、この両面が必要なんじゃないかと思っています。
大学院終了後の目標として一番近い形のものは、起業ですね。
いまやっている食ビジネスは、ちゃんとまわるようにしていきたいと思っていますが、それもやりつつ、もともとITへの興味が高いのでウエブを作っていこうと思っています。ITと公共が重なった部分、ここをうまくやっていきたい。そこってすごく面白い、「One Voice」以降、この重なっているところに可能性があるということに、みんな気づき始めていますね。自分の立候補については、そうですね、40年後くらいを考えたいですね(笑)。今は(政治の)外から、いろいろやっていくことが面白くて・・・。(政治家になるプレイヤータイプと、そういう人をコントロールし、プロデュースするのが得意な人といるけど、どちらのタイプか、との問いに対して)僕はどちらかというとプロデューサータイプでしょね。(笑)
(文:横内陽子)
バックナンバー
【ザ選挙対談 Vol.4】半蔵門茶房 原田謙介(NPO法人「YouthCreate」代表)
【ザ選挙対談 Vol.3】半蔵門茶房 青木大和(「僕らの1歩が日本を変える。」代表)
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