第６位　統一教会問題に揺れる

　安倍元総理の暗殺事件に端を発して、旧統一教会問題が富山県政を揺るがしました。

（※私自身も「関わりある議員」とマスコミ等に報道されました。ご心配いただいている方には謝罪申し上げます。このことは別途ブログに詳しく書きました「旧統一教会との関係について」https://go2senkyo.com/seijika/76768/posts/507794）

　特に、2020年の県知事選挙において旧統一教会関係団体から応援を受けたとされる新田知事の対応に全国的に注目が集まりました。

　宗教法人を所管する知事という立場として、特定の宗教法人と「関係を断つ」と強い言葉で断言できないとの発言が物議を醸しました。

　個人的に感じていたことは、公職・新田知事、そして政治家・新田八朗が混同したまま議論が進んだのではないかということです。公職・新田知事としては、解散命令など何らかの行政命令が出ない限り、他の宗教法人と区別して取り扱うことは法令上できない。一方、政治家・新田八朗としては、旧統一教会や関係団体とは「関係を断つ」ということは明言しても良かったのではないかということです。

　いずれにせよ、私たち公職にあるものは、「信なくば立たず」です。失った信頼の回復のためにも県政にしっかりと邁進するとともに、説明責任を果たす努力を続けます。