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 広島地裁・等価交換住民訴訟) ――黒塗りが裁判を止めている。行政の説明責任が問われている

2026/9/15

 速報社説(広島地裁・等価交換住民訴訟)
――黒塗りが裁判を止めている。行政の説明責任が問われている。広島市が旧市営基町駐輪場と広島商工会議所ビルを等価交換した問題で、市に83億円の損害が出たとして松井一実市長が訴えられている住民訴訟は、審理が一向に前へ進まない。
その最大の理由は、市が提出した公文書と鑑定書の広範な黒塗りである。🟥 黒塗りが争点整理を妨げている
8月19日の進行協議では、原告側が権利変換計画書の黒塗り部分=市側が鑑定した再開発後の価値=の公開を強く求めた。
しかし市は「検討する」と繰り返すばかりで、具体的な公開範囲も時期も示さなかった。
裁判所は争点整理を進めたいが、肝心の資料が黒塗りでは地図が描けない。特に深刻なのは、市側鑑定書の比較事例が黒塗りになっている点だ。
鑑定評価は「どの土地を参考にしたか」で値段が決まる。
紙屋町・八丁堀と江波・吉島では、同じ中区でも地価構造はまったく違う。
どちらを比較事例に使ったかで評価額は大きく変わる。
それを黒塗りにしたままでは、鑑定の妥当性を検証することは不可能だ。

🟥 行政の説明責任が問われている
市側鑑定は「再開発を前提にしない」という評価方法を採用している。
しかし、再開発が既定路線だった可能性がある以上、
比較事例の選択は行政判断の核心であり、市民の資産評価に直結する。その根拠を黒塗りにすることは、
行政が自らの判断過程を隠し、
裁判所の審理を妨げることにつながる。
🟥 審理は年明けへ。
11月4日が山場次回の進行協議は11月4日。
ここで黒塗り問題が解決しなければ、
年明けの口頭弁論も形式的な期日に終わる可能性が高い。裁判はまだ助走段階のまま。
審理を前に進めるためには、
行政が黒塗りを外し、判断過程を市民に開示することが不可欠だ。




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さとう しゅういち

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選挙 広島県議会議員選挙 (2023/04/09) 2,673 票
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肩書 介護福祉士・元広島県庁職員・広島瀬戸内新聞社主
党派・会派 庶民革命ひろしま
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