さとう しゅういち ブログ
公共事業の意思決定に「無作為抽出の見直し委員会」設置を ~アリーナ計画の若者偏重と巨大病院計画...
2026/8/19
政策提言書
広島市議会・広島県議会・報道各社(中国新聞ほか) 御中
庶民革命ひろしま代表 佐藤周一
公共事業の意思決定に「無作為抽出の見直し委員会」設置を
~アリーナ計画の若者偏重と巨大病院計画の旧来型硬直を是正し
「統治の空白」を埋めることを求める~
◆1|提言の背景
広島市・広島県の大型公共事業をめぐっては現在、
① 一部若者への迎合による判断の歪み(新アリーナ)
② 旧来型の硬直した意思決定(エキキタ巨大病院)
という、性質の異なる二つの構造疲労が同時に進行している。
この二つの歪みの“間”に、生活者の声が届かない統治の空白が生じている。
本提言書は、
この空白を埋めるために、無作為抽出による「公共事業見直し委員会」の設置を求めるものである。
◆2|広島の公共事業が抱える二重構造
●アリーナ計画(市政中心・県も関与)
SNS偏重で「声の大きい若者」が“若者代表”として扱われた
慎重論の女性や生活者の声が十分に反映されていない
交通・安全・騒音など生活者視点の検証が不足
→ 若手暴走フェーズ
●巨大病院計画(県政中心・市にも影響)
医療界・行政の縦割り構造
古い意思決定文化が残存
地形・災害・アクセスなど慎重論が十分に議論されていない
→ 旧来型硬直フェーズ
この二つの構造疲労は、本来、広島の意思決定を左右すべき“中間層の声”を消し、「統治の空白」を生んでいる。
◆3|無作為抽出の「公共事業見直し委員会」設置を求める理由
●① 裁判員制度という前例があり、広島でも実装可能
無作為抽出による市民参加は、
裁判員制度で既に日本社会に根付いている。
広島でも文化的・技術的に導入可能である。
●② 若者偏重と旧来型硬直を同時に中和できる
無作為抽出は、
声の大きい若者偏重を補正
古い意思決定文化の硬直を緩和
静かな多数の生活者の声を中心に戻す
という効果を持つ。
●③ 経済界・議員・秘書・行政職員の危機意識と一致
本提言の背景には、
大手企業労組幹部の「後輩らは仕事できているのか」という危機感
いわゆる「おとなしいタイプ」の女性の生活者視点の本音
行政職員の中間層の疲弊
など、広島の現場からの一次情報がある。
これらの声は、
若者偏重でも旧来型硬直でもなく、
生活者視点の熟議を求めている。
◆4|委員会の構成案
無作為抽出市民(男女・年齢・職業をランダム)
慎重論の女性パネル
医療・災害の専門家
経済界(製造業・商業の現場感)
行政職員(秘書・中間層の声)
若者は「無作為抽出」で参加(声の大きい若者を代表にしない)
→ 若手暴走も旧来型硬直も同時に中和できる構造。
◆5|委員会の役割
●アリーナ計画の再評価
若者意見の代表性チェック
交通・安全・騒音など生活者視点の評価
慎重論の女性の意見の反映
経済界の現実感の導入
→ 若者偏重の是正
●巨大病院計画の再評価
地形・災害・アクセスの再検証
分散配置の可能性の検討
医療界の縦割り構造の是正
→ 旧来型硬直の是正
●統治の空白を埋める
静かな多数の声を意思決定に戻す
一部若者への迎合を抑制
旧来型硬直(俗にいう老害)の残滓を抑制
暴走若手を制度的に中和
◆6|報道各社への要請
中国新聞をはじめとする報道各社には、
以下の観点から本提言の意義を報じていただきたい。
無作為抽出は裁判員制度で前例がある
アリーナ=若者偏重、巨大病院=旧来型硬直という二重構造
統治の空白を埋める制度としての熟議委員会
経済界・議員(本音レベル)・慎重派市民の危機意識が一致している
報道は対立ではなく、構造疲労の是正という視点で扱うことが可能である。
◆7|結語
広島は今、
「一部若者偏重」と「旧来型硬直」という二つの構造疲労の狭間で、生活者の声が届かない統治の空白に陥っている。
この空白を埋めるためには、
無作為抽出 × 熟議による制度改革が不可欠である。
本提言書が、
広島市政・県政・報道各社における
公共事業の意思決定の改善に資することを願う。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男