さとう しゅういち ブログ
県市合同・公共事業見直し委員会の設置を求めます
2026/8/17
県市合同・公共事業見直し委員会の設置を求めます
🟦 1|広島駅北口(エキキタ)は“構造的に限界”です
広島駅北口は、
鉄道高架
車両基地
商業施設
バス・タクシー動線
歩行者流動
災害時避難動線
が複雑に交錯する 極めて制約の多い敷地構造です。
この場所の近くに、
ヘリポートを持つ巨大病院と新アリーナ(最大1万人)を同時に建設する計画は、
都市計画・交通工学・災害対策・敷地工学のどの観点から見ても
「成立しません」。
🟥 2|ヘリポート×巨大商業施設=安全工学上の重大リスク
ヘリポートには、
進入・離脱経路
乱気流の影響
障害物クリアランス
緊急着陸スペース
夜間視認性
が必要です。
しかしエキキタは、
巨大商業施設・高架・アリーナ・駅構造物が密集しています。
この環境でヘリを運用するのは、
安全工学の観点から 極めて危険です。
名護では、
ドクターヘリから落ちた部品が市街地に堕ちる事故が実際に起きました。
安全工学では、「一度起きた事故は、条件が揃えば再び起きる」
というのが基本原則です。
巨大商業施設のすぐ横でヘリを運用する計画は、
重大事故のリスクが高いと言わざるを得ません。
🟥 3|交通工学的にも成立しません
新アリーナはイベント終了時に 1万人が一斉に移動します。
巨大病院は、
救急車
介護タクシー
通院患者
が常時流入・流出します。
これを同じ狭い動線に押し込むと、
交通工学では 「ボトルネック崩壊」 が起きます。
つまり、
道路容量が物理的に足りません。
🟥 4|災害時動線の観点からも成立しません
巨大病院は災害時に患者を守るための広い避難動線が必要。
新アリーナは災害時に1万人を安全に避難させる動線が必要。
しかし、
北口にはその両方を同時に成立させる空間がありません。
🟥 5|市民参加がないまま進めると“臨界点”が来ます
行政が情報を出さず、
市民参加を制度化しないまま不満が蓄積すると、どうなるか。
ひとつは現に起きている広島からの人口流出が加速するでしょう。
もうひとつの結果としては、行政学で言う 「ポピュリズム臨界点」 が訪れます。
横浜で起きたような、
行政不信の爆発 → ポピュリストの台頭 → 行政崩壊
という現象は、広島でも起こり得ます。
参政党が若者に支持されているのも、
行政不信の出口がそこにあるからです。
🟥 6|だから県市合同の「公共事業見直し委員会」が必要です
●① 情報公開の徹底
基礎データをすべて開示し、市民が判断できる状態をつくる。
●② 市民参加の制度化
説明会ではなく、
協議・合意形成の場を制度として設置。
●③ 県と市の合同評価
巨大病院は県の医療政策、
駅北口は市の都市再開発。
本来は合同で政策評価すべき事業です。
●④ 勧告権の付与
事業の見直し・修正・中止を知事・市長に勧告できる権限。
🟥 7|請願権の行使としての要望
県と市が合同で「公共事業見直し委員会」を設置し、
徹底した市民参加を制度として組み込んでください。
天命を独占するのではなく、
県民に分配してください。
それが、
戻りたい・住み続けたい広島をつくる行政の責務です。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男