さとう しゅういち ブログ
腐った「大人」が国家を腐らせる 兵庫県警による少女虐殺事件は構造的腐敗の象徴だ
2026/7/8
腐った「大人」が国家を腐らせる 兵庫県警による少女虐殺事件は構造的腐敗の象徴である
◆Ⅰ 「大人になれよ」という呪文が殺した
兵庫県警による少女介護士死亡事件――。
この事件は、単なる捜査ミスではない。
「大人になれよ」という社会の隠語が、
真実を語る者を沈黙させ、正義を殺した。
少女は、福祉に身を捧げる決意をした16歳だった。
暴力を止めただけで逮捕され、否認しただけで勾留延長され、
拘禁反応で死亡した。
その背後にいたのは、
神戸地裁の判事、神戸地検の検事、明石署の刑事――
いずれも「大人」だった。
腐った「大人」が、国家の名のもとに少女を殺した。
◆Ⅱ 構造的腐敗――「大人」が守るのは真実ではなく組織
日本社会では、「大人」とは秩序を守る者とされる。
しかしその秩序とは、
不正を見て見ぬふりをする秩序であり、
弱者を犠牲にして組織を守る秩序である。
兵庫少女事件は、
この構造的腐敗を最も鮮烈に示した。
暴力を止めた職員が加害者扱いされる
否認を理由に勾留延長される
少女が制度に殺されても誰も責任を取らない
これが「大人」の秩序だ。
国家の名を借りた腐敗である。
◆Ⅲ ふじみ野事件も同じ構造にある
埼玉県ふじみ野市では、
地域医療に献身した医師が殺害され、介護士が瀕死の重傷を負った。
加害者の渡辺宏被告人(無期懲役判決)は長年問題行動を繰り返す“モンスター家族”。それにもかかわらず、警察は猟銃免許を付与し続けた。
危険人物を放置し、武器まで与えた。その結果、職員が殺傷された。
兵庫でも埼玉でも、警察権力は医療・介護職員を守らなかった。
守るべきは国民ではなく、組織だった。
◆Ⅳ ふじみ野市条例と公務員ヘルパー制度――腐敗を断つ唯一の道
ふじみ野市は渡辺事件を受けて、
「地域の医療と介護を守る条例」を制定した。
これは、暴力を禁止し、行政・警察・地域が連携して職員を守る制度だ。
本紙が長年訴えてきた
公務員ヘルパー制度 の復活も、
同じ理念に立つ。
民間事業所に暴力リスクを押しつける社会は崩壊する。
行政が責任を持ち、職員を守る仕組みを作らねばならない。
職員を守ることが、国家を守ることだ。
◆Ⅴ 結語――「大人」を糾弾する
兵庫少女事件は、
腐敗した「大人」の秩序が生んだ制度的殺害である。
ふじみ野事件は、
警察の怠慢が生んだ職員殺傷である。
両事件は、
国家が「大人の論理」で真実を押しつぶした結果だ。
広島瀬戸内新聞は断言する。
「大人になれよ」という言葉で不正を隠す社会を終わらせよ。
腐った「大人」を糾弾せよ。
職員を守れぬ国家は、国民を守る資格がない。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男