さとう しゅういち ブログ
電気ストーブで“洗濯物乾かし”は絶対にNG ― 東京・北区小学校火災を受けて ―
2026/6/24
防災特集
電気ストーブで“洗濯物乾かし”は絶対にNG
― 東京・北区小学校火災を受けて ―
■ 乾かしているつもりが「火種」をつくる
冬場や梅雨時、つい“ちょっとだけ”と電気ストーブの前に洗濯物を干してしまう。
しかしこれは、消防庁が毎年注意喚起するほど危険な行為だ。
電気ストーブの前面は、
200〜300℃に達することもある高温領域。
湿っている間は安全に見えるが、乾いた瞬間に一気に温度が上がり、布が発火点に近づく。
特にフリースや化繊は、
溶けてストーブに貼り付き、瞬時に燃え広がる
という最悪のパターンが起きやすい。
■ 実際に起きた火災
東京・北区の小学校火災では、
「電気ストーブで洗濯物を乾かしていた」という証言が報じられた。
正式な原因は捜査中だが、
“ストーブ×布”の組み合わせが重大事故につながり得ることを改めて示した形だ。
4階、煙で廊下が使えない、児童多数という最悪の条件下で、
死者ゼロは奇跡的だった。
■ なぜ危険なのか(専門家の指摘)
高温集中 — ストーブ前面は局所的に超高温
布の落下 — 乾いて軽くなった布が前に倒れる
化繊の溶融 — 溶けて貼り付き、引火しやすい
無人時間の発生 — “ちょっと離れただけ”が致命傷になる
■ 安全に乾かす代替手段
電気ストーブの代わりに、以下の方法が推奨される。
浴室乾燥機
除湿機+サーキュレーター
エアコンのドライ運転
室内干し専用ヒーター(転倒オフ付き)
どれも火災リスクが大幅に低い。
■ 家庭で今日からできるチェックポイント
ストーブの前に物を置かない
乾燥目的で使わない
外出・就寝前に必ず電源オフ
延長コードを使わない
■ まとめ
電気ストーブは便利だが、
「布」と組み合わせた瞬間に“最も危険な暖房器具”に変わる。
今回の小学校火災は、
「誰でもやってしまいがちな行為」が
「大事故につながる」ことを痛烈に示した。
あなたの家でも、今日から“ストーブ×洗濯物”をゼロにしよう。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男