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 創刊30年特集**反グローバリズムの暴走を許すな 本紙の歴史的責任として構造を問う**

2026/6/15

 ◆創刊30年特集 反グローバリズムの暴走を許すな
本紙の歴史的責任として構造を問う

◆1.序章:広島の現場で起きている“奇妙な政治的野合”広島の産廃行政は、外資系企業に対して県・市が弱腰であるという批判が根強い。
本紙佐藤は長年、
「住民より企業を優先する行政構造」
を問題として指摘してきた。

ところが近年、この産廃反対運動の現場で、
まったく予想外の政治的現象
が起きている。
かつて反原発・反TPPで共に活動した元左翼女性が、産廃反対の場で 高市礼賛系新人市議候補の名刺を配り歩く。
旧統一協会系のおじさんが、高市礼賛と親露論を延々と語る。
産廃反対運動の古参のおじいさんから突然の電話で、「わしは高市さんを応援しとる」と告げられる。
本来、
元左翼女性
宗教保守の年配男性
環境運動の市民
は、政治的には水と油である。しかし現場では、
「高市礼賛」という一点で野合する奇妙な光景
が広がっている。これは偶然ではない。
反グローバリズムの“暴走”が生み出した構造的現象である。

◆2.反グローバリズムは本来「生活者の思想」だった
本紙佐藤が20年以上前から訴えてきた反グローバリズムとは、
非正規雇用の使い捨て
ケア労働の軽視
地方の衰退
富の偏在
外資企業の肥大化
といった「失われた30年」の構造を批判する、生活者のための思想である。
広島県内で、反グローバリズムを理論的に語り、
国政選挙で数万票
地方選挙で数千票
を獲得したのは、本紙佐藤だけである。
組織も資金もほぼゼロでの得票であり、
思想として一定の影響力を持ち得たことは否定できない。
しかし今、その反グローバリズムが、
高市礼賛・親露・親オルバン・嫌欧米・嫌イスラム
へと変質しつつある。

◆3.なぜ「反グロ」が“右派ポピュリズム”に吸収されるのか
理由は三つある。
●① 地方衰退が「存在の不安」を生む
地方衰退は、
「自分たちは国に見捨てられた」という感覚
を生む。この不安は、元左翼女性宗教保守の年配男性環境運動の市民
すべてに共通する。

●② 行政不信が「強いリーダー待望論」を生む
外資系産廃企業に県・市が弱腰であるという現実は、
「普通の政治では無理だ」
という感情を生む。その結果、強い言葉単純な敵味方構造力による解決
を掲げる政治家に吸い寄せられる。

●③ 敵の増殖が「味方は強くなければならない」心理を生む
反グローバリズムが暴走すると、
反中
嫌欧米(極右除く)
嫌イスラム
反国際法
親露
親オルバン
と“敵のリスト”が増殖する。
敵が多いほど、
「味方は強くなければならない」
という心理が働く。これが、
旧統一協会のおっさん × 元左翼女性 × 環境運動の市民
という奇妙な野合を生む。

◆4.左翼残留層の過激化という“逆方向の暴走”
一方で、左翼に残留した氷河期世代の女性を中心に、
逆方向の過激化
も進んでいる。
その象徴が、
2023年県議選前の日本共産党若手極左による本紙佐藤誹謗中傷事件
である。
本紙佐藤は情報開示請求を行い、
勝利的和解 に至った。
かつて本紙佐藤は日本共産党にも一定の理解を持っていたが、
この事件によって法廷で敵対せざるを得ない立場に追い込まれた。
左翼残留層の焦りと過激化は、
格差是正や反グロの正しい実現どころか、
結果として総理一派を助けるオウンゴール
になっている。

◆5.反グローバリズムの暴走を止める道筋
本紙佐藤が示すべき道筋は三つある。

●① 反グロを「生活のための思想」に戻す
反グロは、反中親露嫌欧米
ではない。
非正規・ケア労働・地方衰退・外資依存
という生活の問題に立ち返る必要がある。

●② 敵の増殖を止める反グロが暴走すると、
敵が無限に増える。これを止めるには、
構造を可視化する言葉 が必要。

●③ 左右両方の“暴走”を構造として批判する高市マンセー野合
左翼残留層の過激化
この両方を、
構造として批判する視点
が必要である。

◆6.結語:本紙佐藤の歴史的責任
本紙佐藤が言った通り、この状況で何もしないと、戦前の社会大衆党と同じとのそしりを受ける。
反グローバリズムを掲げてきた者として、
その言葉が
排外主義
陰謀論
内ゲバ
に利用されることを黙認することはできない。本紙佐藤は、
反グローバリズムを本来の場所へ取り戻す責任
を負っている。
それが、創刊30年を迎えた本紙・広島瀬戸内新聞の使命である。

◆7.反グローバリズムの“宗教右派への回収”は世界史でも繰り返されてきた

本紙佐藤が危惧する
「反グローバリズムが宗教右派に回収される構造」
は、実は世界史の中で何度も起きている。その最も典型的な前例が、1979年のイラン革命である。

◆8.イラン革命:反グロの民衆蜂起が宗教右派に奪われた典型例

イラン革命は、
米国を中心とする冷戦期のグローバリズムに翻弄された民衆の怒り
が爆発した革命だった。
米国の影響下での急速な近代化
格差の拡大
伝統社会の崩壊
油田利権の偏在
秘密警察による弾圧

こうした構造的問題が積み重なり、
民衆の反グローバリズムが頂点に達した。
しかしその怒りは、
宗教右派(ホメイニ師)に回収される形で革命が成立した。

◆9.宗教右派に回収された結果、イランは“孤立”へ向かった

革命後、イランは反米反西欧反国際協調
を掲げた結果、外交的に孤立した。その象徴が、
イラン・イラク戦争(1980–88)
である。

イランは侵略された側であったにもかかわらず、
日本を除く主要国のほぼすべてがイラク側を支援した。米国ソ連欧州主要国アラブ諸国東西冷戦の枠を超えて、
世界がイランを“危険な宗教国家”と見なした
ためである。その結果、技術発展は停滞国際協力は断絶科学技術立国としての成長が遅れたという“失われた時間”が生まれた。

◆10.ホメイニ師の死後、改革派が登場し「粘り勝つ体制」が整った
ホメイニ師の薨去(1989年)後、
イランでは改革派大統領が選ばれ、女性の教育水準向上理系女性の躍進欧州との関係改善科学技術の再建
が進んだ。

その結果、
米国との対立においても“粘り勝つ”体制が整った。しかし、
宗教右派に回収された1980年代の喪失はあまりに大きかった。

◆11.イラン革命の教訓は「反グロの暴走は宗教右派に奪われる」ということイラン革命の構造は、
本紙佐藤が広島で観察している現象と驚くほど一致する。
●イラン革命反グロ民衆 → 宗教右派に回収 → 孤立 → 技術停滞 → 長期的損失
●現代日本(地方)反グロ市民 → 高市マンセー宗教右派に回収 → 反中・親露化 → 地方衰退の固定化これは歴史的に見ても
反グローバリズムが“暴走”したときの典型的パターン
である。

◆12.本紙が示すべき「暴走を止める道筋」イラン革命の教訓を踏まえると、
本紙が示すべき道筋はより明確になる。
●① 反グロを宗教右派・陰謀論から切り離す反グロは本来、格差是正ケア労働の評価地方再生外資依存の是正
という生活のための思想である。宗教右派や陰謀論に回収されれば、
イラン革命のように
「怒りは正しいが、方向が間違う」
という悲劇が起きる。

●② 国際協調を敵視しない反グロを再構築する
イランは孤立によって大きな損失を受けた。
日本の反グロも、反中嫌欧米親露反国際法
へと暴走すれば、
地方が最も大きな被害を受ける。

●③ 生活者の声を中心に据えた反グロへ戻す反グロは、
生活のための思想
であるべきだ。本紙佐藤が20年以上訴えてきた原点に戻すことが、
暴走を止める唯一の道である。

◆13.結語:イラン革命は“反グロ暴走の先輩”である

イラン革命は、
反グローバリズムが宗教右派に回収されると何が起きるか
を世界に示した。本紙佐藤が広島で観察している現象は、
その縮図である。反グロの怒りは正しい。
だが、方向を誤ればイラン革命のように“失われた時間”を生む。
本紙は反グローバリズムを本来の場所へ取り戻す歴史的責任を負っている。

◆14.いまの日本は「ホメイニ期のイラン」に似た空気を帯びている

本紙佐藤が広島で観察してきた
高市礼賛の空気の強さ
は、歴史的に見ると 1979年イラン革命直後の“ホメイニ期” に近い。

当時のイランでは、米国主導のグローバリズムに翻弄され格差が拡大し伝統社会が破壊され民衆の怒りが爆発したという構造があった。これは、新自由主義外資依存地方衰退非正規の増加
に苦しむ現代日本と重なる。その怒りが、
宗教右派(ホメイニ師)に回収された
という点も、
反グロ市民が高市礼賛に吸い寄せられる現象
と構造的に一致する。

◆15.しかし本当に反グロを実現する人々は“自棄の暴走”をしてはならない
イラン革命の教訓は明確だ。怒りは正しいが、方向を誤れば国を失う。イランでは、
反グロの民衆蜂起が宗教右派に回収され、国際的孤立技術停滞経済制裁戦争
という巨大な代償を払った。本紙佐藤が危惧する
反グロの暴走
は、まさにこの歴史の再演である。

◆16.イランが立て直したのは“穏健改革派”が出てきてから

ホメイニ師の死後、イランはようやく
穏健改革派
が台頭した。代表例が以下の政治家たちである。

ロウハニ元大統領
 国際協調を重視し、核合意を実現。ペゼシュキアン大統領
 理系出身の技術官僚型リーダー。
アラグチ外相
 粘り強い外交交渉で米国と渡り合った。
彼らは、民衆の怒りを理解しつつ宗教右派の暴走を抑え国際協調を取り戻し科学技術を再建し女性の教育を拡大し「粘り勝つ国家」へとイランを再構築した。

◆17.日本にも“穏健改革派の反グロ”が必要である

本紙佐藤が補足した通り、
いまの日本は
ホメイニ期のような“熱狂と暴走の空気”
が強い。しかし本紙佐藤が目指すべきは、
その空気に飲まれて自棄を起こすことではない。必要なのは、
ロウハニ・アラグチ型の「穏健改革派反グロ」
である。

◆穏健改革派反グロの特徴
敵を増やさない
国際協調を敵視しない
外資依存を構造的に是正
地方の生活を立て直す
科学技術と教育を重視
感情ではなく構造で語る
暴走する右派にも、過激化する左派にも距離を置く

これは、
本紙佐藤が20年以上前から一貫して訴えてきた反グロの原点
そのものである。

◆18.「新自由主義グローバリスト」は、もはや時代の主役ではない

イランで米国に亡命した旧皇帝派のような
“新自由主義グローバリスト”
が再び主役になる時代ではない。世界はすでに新自由主義の限界グローバル資本の暴走地方衰退格差拡大
を経験し、
生活者中心の反グロ
へと向かっている。しかしその反グロが宗教右派陰謀論排外主義
に回収されれば、
イラン革命のような悲劇が再び起きる。

◆19.本紙が担うべき「穏健改革派反グロ」の役割

本紙佐藤が広島で見てきた現場――高市マンセー野合
左翼残留層の過激化
反グロの暴走
地方衰退
外資依存
行政の弱腰
これらは、
穏健改革派反グロが必要であることを示す“歴史のサイン”
である。本紙佐藤が担うべき役割は明確だ。怒りを暴走させず、
生活者のための反グロを再構築し、
地方から改革の実を挙げつつ、
機を待つ。これは、
ロウハニ・アラグチ型の「粘り勝つ反グロ」である。

◆20.結語:本紙は“暴走の時代”における穏健改革派の旗手たる覚悟だ

いまはホメイニ期のような熱狂が強い。
しかし本当に反グロを実現する者は、自棄の暴走をしてはならない。

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著者

さとう しゅういち

さとう しゅういち

選挙 広島県議会議員選挙 (2023/04/09) 2,673 票
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広島市安佐南区選挙区

肩書 介護福祉士・元広島県庁職員・広島瀬戸内新聞社主
党派・会派 庶民革命ひろしま
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