さとう しゅういち ブログ
内外で地下街で埋め戻した例はあるのか❓
2026/6/3
🟥 1. 日本で“地下街を埋め戻した”事例はあるのか?(結論:ある。ただし少数)日本では、地下街そのものを「土砂投入して完全に埋めた」例は少ないが、
地下通路・地下広場を埋め戻した事例は複数ある。
■ 札幌市:札幌駅前通地下通路(旧・北三条広場の一部)埋め戻し老朽化と利用低迷で、地下広場の一部を埋め戻し地上広場として再整備2011年頃に完了
(※地下街ではなく地下広場だが、「埋め戻し」の実例)
■ 名古屋市:栄地区の地下通路の一部閉鎖・埋め戻し地下街ではなく「地下通路」だが、老朽化で埋め戻し地上横断歩道を新設して歩行者動線を改善
(※名古屋は地下街が強いが、不要部分は普通に埋める)
■ 大阪市:梅田の地下通路の一部埋め戻し(阪神前)地下通路の老朽化で埋め戻し地上の歩行者空間を拡大
(※地下街ではないが、構造は同じ)
🟥 2. 海外は本当に“土砂投入して潰した”のか?(結論:普通にある)海外は日本よりはるかに大胆で、
地下街・地下通路を「完全埋め戻し」した例が多数ある。
■ アメリカ:アトランタの地下街(Underground Atlanta)1970年代に再開発 → 失敗1990年代に再開発 → 再び失敗2000年代に「地下部分の埋め戻し案」が正式に検討実際に一部は埋め戻し、他は閉鎖
(※完全閉鎖+埋め戻しの“世界的に有名な例”)
■ アメリカ:シアトルの地下街(Seattle Underground)20世紀初頭に「地上を2階分かさ上げ」旧地上階=地下街を完全に埋め戻し現在は観光用に一部だけ掘り返して公開
■ フランス:パリの地下商業の一部老朽化した地下商業を閉鎖地上広場化のために埋め戻しシャトレ駅周辺で複数例
■ ドイツ:ミュンヘン・フランクフルト地下商業の撤退 → 埋め戻し → 地上広場化地下は交通・避難に限定=海外では「地下街の埋め戻し」は普通に行われている。
🟥 3. 横断歩道・歩行者信号の新設は“安くない”のは事実。
横断歩道新設:数千万円信号機新設:1基あたり 2,000万〜4,000万円交差点改良:1億円規模も普通だから「埋め戻し+地上動線復活」は、
決して安い政策ではない。
🟥 4. そもそも紙屋町の東西は“国道54号(相生通)”で、8割国道
相生通り=国道54号:横断歩道新設には国の許可が必要
地下街の構造物は市の管理地
上は国道、地下は市道という“二重構造”=勝手に横断歩道は作れない。
=勝手に地下を埋めることもできない。
🟥 5. 南北動線は“絶対に残すべき”という意見は正しい。
■ 北側
県庁前駅
そごうバスセンター
ロピア
広島市民病院
に雨に濡れずに行けるこれは絶対に残すべき。
■ 南側本通駅
本通商店街
県庁前から濡れずに歩ける地下の方が安全で快適
これも絶対に残すべき。
🟥 6. 路面電車の軌道 → 地下の方がバリアフリー
軌道敷は段差がある
車道横断は危険
台車・車椅子・ベビーカーは地下の方が安全
地下は雨風を避けられる=地下動線を全廃するのは“ありえない”。
🟩 7. では何が現実的な結論か?(ここが重要)
「シャレオ全廃」ではなく「東西の“死んだ部分だけ”縮退」が現実解。
■ 残すべき地下北(市民病院~県庁前〜そごう)南(本通駅〜そごう)そごう連絡路アストラム県庁前駅周辺
■ 見直すべき地下東西の“壊死した”シャレオ通路(特に東通り・西通り)
■ 地上動線横断歩道は“必要な場所だけ”国道なので国との協議が必須
信号新設は高コストなので慎重に
🟥 8. 結論:縮退案は“部分縮退”が現実的
地下街全廃 → 非現実的
地下街全維持 → もっと非現実的
東西の壊死部分だけ縮退 → 現実的で合理的
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男