さとう しゅういち ブログ
情報操作と民主主義の危機——中道改革連合よ、なぜ“やられっぱなし”なのか 高市動画疑惑と国家情報局法
2026/5/29
情報操作と民主主義の危機——野党よ、なぜ“やられっぱなし”なのか
■ 1. 立花たかし氏の名誉毀損事件と、既成政党による新人潰し
2025年、立花たかし氏は兵庫県知事選2024などに関する名誉毀損で逮捕・起訴された。
ネット中傷が人の名誉だけでなく、命すら奪い得ることを示した事件である。
一方で筆者自身も、2023年の広島県議選を前に
日本共産党系の極左活動家から誹謗中傷を受けた。
当初は匿名だったが、筆者は
情報開示請求 を行い、裁判で勝利和解した。
この二つの事例は、
個人による中傷の危険性
既成政党による新人潰しの構造
を示している。
新人候補が中傷で潰されれば、市民の政治参加の芽が摘まれる。
これは民主主義にとって重大な損失だ。
■ 2. しかし、最も危険なのは“国家権力による情報操作”
立花氏の中傷も、極左活動家の中傷も深刻だ。
だが筆者が最も危惧するのは、
国家権力が情報操作に関与する構造である。
2026年衆院選をめぐり、
総理陣営が野党への誹謗中傷動画を大量に流した疑惑が報じられた。
総理自身が関与していなくても、秘書や陣営スタッフが関与していれば
連座制の射程に入る可能性がある。
制度上、「秘書が勝手にやった」では済まされない。
■ 3. その総理が「偽情報対策」を名目に国家情報局を創設
疑惑の当事者である総理が、
第三者チェックのない国家情報局法を強行
スパイ防止法の検討を加速
という状況は、制度論として極めて危険だ。
歴史的には、
レーニンのチェーカー
スターリン期のGPU→NKVD→KGB
東独のシュタージ
いずれも「権力の正当性が揺らいだ時期」に情報機関が強化され、
監視国家化が進んだ。
筆者はこう考える。
“自作自演の焼け太り”が最も危険な形で起きているのではないか。
■ 4. 中道改革連合への名指し批判——なぜ“やられっぱなし”なのか
ここからは筆者の強い問題意識として述べる。
中道改革連合さん。
あなた方は、
高市総理陣営のものとみられる中傷動画に徹底的にやられた。
にもかかわらず——
情報開示請求をしない
真相究明をしない
そのうえ国家情報局法案に賛成
筆者はこう問いたい。
何のために政治家をやっているのか。
なぜ“やられっぱなし”で済ませるのか。
情報操作に対抗する最初の一歩は、
情報開示請求 である。
それを怠れば、
“逃げ得”を許し、民主主義の敗北を招く。
■ 5. 男尊女卑の反動としての“女性権力者への過剰な甘さ”
日本社会の男尊女卑は確かに深刻だった。
その反動として、
女性政治家の違法行為や暴走に甘くなる空気が一部で生まれている。
広島でも、
河井案里氏が異様に持ち上げられた時期
平川教育長がメディアを含めて過度に称賛された時期
があった。
現在でも、
高校統廃合の強行
産廃問題
虚偽公文書作成事件
仏像事件
などで県民の声が十分に反映されていないとの指摘があるが、
メディアの批判は弱い。
筆者はこう考える。
ジェンダー平等は“ズル”や“不透明な優遇”で達成してはならない。
■ 6. 女性政治家を増やすのは“制度”でやるべき
世界では、制度で女性政治家を増やしている。
韓国:比例名簿の奇数を女性に
北欧:政党クオータ制
メキシコ:議会の男女同数ルール
これらは透明で公正な制度であり、
買収や誹謗動画とは無縁だ。
広島の女性の教育水準は高く、
県内に優秀な人材は多数いる。
にもかかわらず、
不透明な形で県外人材が優遇される構造は、
男女共同参画の理念とは異なる。
筆者はこう結論づける。
男尊女卑の是正は制度でやるべきであり、
“ズル”でやれば逆に女性への偏見を助長する。
■ 7. 結論:民主主義を守るのは国家ではなく市民の透明性
個人の中傷も危険
既成政党による新人潰しも危険
しかし最も危険なのは国家権力による情報操作
ジェンダー平等は制度で行うべき
野党は情報開示請求を徹底し、逃げ得を許すな

さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男