さとう しゅういち ブログ
沖縄本土復帰五十四年に当たって
2026/5/15
皆さん、こんにちは。広島市民の一人、佐藤周一です。
今日は、沖縄本土復帰の日に、この原爆ドーム前から声を上げます。
ここは、政治の暴走がどれほど多くの命を奪い、
どれほど深い傷を社会に残すのかを、沈黙のまま語り続けている場所です。
だからこそ、広島で政治を語るということは、
単なる政策論争ではなく、「暴走を許さない社会をつくる」という責任を引き受けることです。
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◆ 沖縄に基地が集中し続けるという“構造”
沖縄には日本の国土の 0.6% に、
在日米軍専用施設の 70% 以上が押し込められています。
これは沖縄県民が望んだ配置ではありません。
戦後の混乱と、米軍統治下での強制的な土地接収によって作られた構造です。
そして今日まで、基地は減るどころか、
機能強化され、より攻撃的な拠点へと変わり続けています。
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◆ 中東戦争が示した“米軍基地の現実”
皆さん、今年の中東戦争で何が起きたか、ご存じでしょうか。
UAEやバーレーンの米軍関連施設周辺が、
イランのドローン飽和攻撃で次々と損傷しました。
- 米軍の防空網は突破され
- 安価なドローンが大量に飛来し
- 基地だけでなく周辺の都市インフラまで被害を受けた
つまり、米軍基地は「守ってくれる存在」ではなく、
真っ先に攻撃される“標的”になるということです。
そしてそのリスクを最も負わされるのは、
基地の中ではなく、基地の周りに暮らす市民です。
沖縄も、広島も、例外ではありません。
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◆ 米軍基地は“防衛”ではなく“攻撃の誘因”になる
米軍は本質的に「前方展開型の攻撃軍」です。
基地はその出撃拠点であり、敵国から見れば
最初に無力化すべきターゲットです。
中東の事例は、
「基地があるから安全」ではなく
「基地があるから危険」
という現実を突きつけました。
沖縄の人々が半世紀以上訴えてきたことは、
決して“感情論”ではなく、
国際情勢が証明した“現実”なのです。
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◆ 原爆ドーム前から伝えたいこと
原爆ドームは、過去の記念碑ではありません。
未来への警告です。
「暴走を許すな」
「沈黙するな」
「市民が政治を監視せよ」
その声を、私たちが受け継がなければなりません。
沖縄の基地集中も、
中東での基地攻撃も、
そして広島の歴史も、
すべては一本の線でつながっています。
基地がある場所が最も危険になる。
その危険を背負わされるのは、いつも市民だ。
この当たり前の事実を、
今日、この場所からもう一度共有したい。
広島から、
市民が主役の政治を取り戻す流れをつくりましょう。
ありがとうございました。
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さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男