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【社説】参院選広島再選挙から5年 —— 政党の崩壊と地方政治の再生、市民の政治を取り戻すために

2026/4/25

【社説】参院選広島再選挙から5年—— 政党の崩壊と地方政治の再生、市民の政治を取り戻すために2021年の参院選広島再選挙から5年。 あの時、当選した宮口治子氏が所属していた立憲民主党は、いまや「中道改革連合」への合流を経て、事実上の解体状態にある。 衆院選2026では、立憲創業者の枝野幸男氏、歴史的大物政治家の小沢一郎氏、岡田克也氏らを含め、ほとんどの議員が落選。 国家情報局法案への賛成など、かつての理念を失い、立憲民主党は事実上滅亡した。かつて「野党共闘」と呼ばれた枠組みも、いまや跡形もない。 立憲民主党に票を差し出してきた日本共産党なども、裏切られた形となった。
■ 与党もまた「勝って負けた」政治一方で、高市総理率いる自民党は、衆院選2026で圧勝した。 しかしその後の県知事選や市長選では、推薦候補が敗北を重ねている。 勝っているのは、無所属で地方自治の課題を真正面から訴えた候補者たちだ。つまり、 政党の看板ではなく、政策と姿勢で選ばれる時代が始まっている。
■ 筆者の原点:政策論争本位の政治を広島から筆者も、政策論争本位の政治へ広島の政治をリニューアルすることを訴え、 あの再選挙に立候補した。 結果は6人中3位、20,848票。 しかし、あの時掲げた「政策・政治姿勢本位」の理念は、 今のような情勢こそ生きると確信している。広島の政治を、一人ひとりに取り戻す。 特定勢力が行政・政治を舐め、行政・政治が県民・市民を舐める。 そんな広島の政治文化に、ピリオドを打つ時が来た。
■ 政治を「取り戻す」ための条件
    政党の都合ではなく、政策・政治姿勢で候補者を選ぶこと。選管主催の公開討論会を軸にした選挙制度への移行。小選挙区比例代表並立制(1994年政治改革)の見直し。  —— 二大政党の幹部の意向で候補が決まる構造を終わらせる。
これらを実現しなければ、 市民の政治参加は永遠に「政党の都合」に縛られたままだ。
■ 広島から始める「政治文化の再生」広島は、河井事件以降、政治の信頼を失った。 虚偽公文書作成の公益通報つぶし、産業廃棄物汚染水の垂れ流し、 県病院つぶしと巨大病院構想、官製談合事件への甘い対応—— これらの腐敗が積み重なり、 「広島は古臭い」というイメージが定着してしまった。だが、広島は本来、平和と理性の象徴である。 その原点に立ち返り、 政策論争本位の政治文化を再生することこそ、広島の使命だ。
結び:市民の政治を取り戻すために政党の崩壊も、政治の劣化も、 結局は「市民が政治を取り戻す」ことでしか克服できない。広島から、 政策・政治姿勢本位の政治文化を再び立ち上げる。  それが、あの再選挙に立候補した筆者の原点であり、 これからの日本政治の希望でもある。

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著者

さとう しゅういち

さとう しゅういち

選挙 広島県議会議員選挙 (2023/04/09) 2,673 票
選挙区

広島市安佐南区選挙区

肩書 介護福祉士・元広島県庁職員・広島瀬戸内新聞社主
党派・会派 無所属
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