2026/8/8
【文様がつなぐ、歴史と未来──アイヌ文様の切り絵ワークショップで学んだこと】
今日8月8日の午前中は、小雨混じりの空模様。地域まわりの予定でしたが、ご縁あって、体調を崩された方のピンチヒッターとして、急遽アイヌ文様の切り絵ワークショップに参加しました。
講師は、ToyToy屋(トイトイ屋)さんこと小川基さん。
https://toytoy.jp
アイヌ文様を構成する「モレウ(渦)」「シク(目)」「アイウシ(棘)」など、一つひとつの文様に込められた意味を教えていただきながら、切り絵づくりに挑戦しました。
印象的だったのは、切り絵の素材として使うのが、日本の折り紙だったことです。その理由を伺うと、アイヌの人々も歴史の中で和人の着物を取り入れ、自分たちの文様を施しながら暮らしの中で活用してきたからだそうです。
「文化は対立するものではなく、互いに影響し合い、統合されながら受け継がれていく。」
その思いを、このワークショップを通して伝えたいというToyToyさんの言葉が、とても心に残りました。
また、ToyToyさんご自身もアイヌと韓国にルーツを持つことを語られ、参加者にも中国や韓国から札幌で国際交流に携わる方がいらっしゃいました。北海道には、アイヌと韓国にルーツを持つ方も少なくなく、歴史の中でさまざまな出会いや交流が積み重ねられてきたことも教えていただきました。
つい先日、私は朱鞠内で、北海道の開拓の陰にあった歴史や、アイヌ民族の言葉や暮らしが奪われてきた歴史、囚人労働や戦時中の強制労働について学び直したばかり。そして今日は、そうした歴史の延長線上にある「今」を、体感することができました。
過去にしっかり向き合うこと。そして、多様な文化やルーツを尊重しながら、新しいつながりを育んでいくこと。その両方があってこそ、未来につながるのだと改めて感じます。
このアイヌ文様の切り絵のワークショップは、多くの方に体験していただきたい内容でした。ぜひ、私の事務所でも開催し、地域の皆さんと一緒に学ぶ機会をつくれたらと思っています。
またご連絡しますね。






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