2024/8/29
岸田総理が総裁選不出馬を表明したのが、8月14日。それから2週間。自民党総裁選でメディアは盛り上がり、野党は埋没しそう。表紙を変えたら、ウラ金問題を忘れてもらえる?国民をなめたらあかんぜよと言いたいところだけど、なんともこの暑さで思考も記憶もストップしそうで恐い。
アメリカでは、トランプ前大統領が狙撃されて共和党の勝ちかと思われていたが、バイデン大統領に代ったハリス副大統領の勢いが増しているというから、この国の政治だって一寸先はわからない。
私心がなく、この国の未来を見通すことができ、そして実行力のあるそんな政治家に総理になってもらいたいと思う。
たとえば江戸末期の小栗上野介忠順。この人は江戸幕府の、今でいう官僚だが、対ドルレートの不均衡の是正をやった。
日米和親条約の際、幕府はハリスと拙速に為替レートを決めたため、大量の一分銀が流出し、多くの国富が失われた。
小栗は日米修好通商条約の批准書交換のため目付として渡米し、一分銀の含有量をアメリカ政府に分析させ、対ドル為替レートの改善を成しとげた。(すごい!)
さらに彼は幕府の財政再建や軍の近代化も手がけた。
今も、為替や、財政再建は待ったなしの課題。
人口減少と社会保障、外交防衛、気候変動と災害・食料。さまざまな分野で難問が山積している。
ウラ金問題で地に落ちた党勢回復のために「刷新感」が必要などと言っている悠長な局面でないことは明らかだ。
さて、前回の自民党総裁選は3年前の9月29日で、岸田さんが選ばれ、臨時国会で総理指名され、10月14日に解散。10月31日、総選挙となった。
今回、「刷新感」で支持率の上がった自民党が解散を打ち、11月10日の選挙となるのか。
みなさん、猛暑の中ですが、頭を冷やして、小栗のような人物がいるか見極めて投票したいですね。
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