2023/12/14
今年も残りわずかとなりました。ガザの人たちは命の危険にさらされています。ガザだけでなく世界中で多くの人が理不尽にも命も尊厳も奪われようとしているのに、怒りと悲しみを持つだけで、ほんの少しの寄付をするだけで、穏やかにくらしていていいのだろうかと、無力感で気が重くなる年末です。
加害者でも被害者でもあった日本は、戦争の悲惨さを知悉しているはずで、積極的にアメリカやイスラエル、ハマスに和平を働きかけてもいいはずなのに、派閥のパーティー券キックバック問題で、政局は「波高し」。外交の余裕もないありさまです。
これまで政治のことなど話しかけてもこなかった人たちが、「円さん、いったい自民党ってどうなってるの」「ひどすぎるよ、ありゃ」「おれたちの税金とって政党助成金もらってるのに、キックバックで何千万?こんな政治家に政治やってほしかねえ」次から次へと言ってくるんです。
みなさん怒ってますねえ。
さあ、この怒りが、政権を交代させるくらいの高波になるか。まさか、大臣や党執行部交代だけで「ハイ、終わり」とはならないでしょうね。政権交代になってもおかしくないくらいのことなのに。
1992年に細川護煕さんが自民党を倒すべく日本新党をつくった頃と状況はよく似ているのですが、あの時は小沢一郎さんや羽田孜さんが自民党を割って新生党をつくり、武村正義さんらもさきがけを結成した。
そして宮沢総理が内閣不信任案を受けて解散総選挙となり38年続いた自民党政権が終り、8党連立の細川内閣が誕生しました。
あの激動のまっただ中で、私は衆院選の選対本部長をつとめ、35人の当選者を出し、その中には参院副議長の海江田万里さん、総理になった野田佳彦さん、自民党幹事長の茂木敏充さんらがいます。
その前年の参議院選前から、一人も国会議員のいない日本新党への人々の熱気と期待は凄かった。
毎日毎日、その熱気にかきたてられるように、落選はしたものの、日本新党での毎日は「この国を、人々と一緒に変えていける」というワクワク感にあふれていました。
そう、人々と一緒にこそ政治は変えていける。自分の地位と金に連綿としているような政治家への人々の怒りがもっともっと大きな熱量になれば、政治は変えられるのではないでしょうか。
そして、子どもや若者たちの未来を開くこともできるのではないでしょうか。
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