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円 より子 ブログ

誕生日を忘れる?

2025/4/15

 「誕生日はね、忘れることにしているの」と30代後半の女性は言いました。10歳、8歳、5歳の、3人の男児の母親。夫のギャンブルと借金で離婚し、パートで働くシングルマザー。

「かつかつの生活で、とてもケーキを買ってやる余裕はないから、ケーキは子どもたちの誕生日とクリスマスの年4回だけ。私の誕生日まで買ってられないでしょ」と彼女は笑いました。

子どもたちはテレビのコマーシャルを見るたび「あれが欲しい、あれを食べたい」と言うそうです。「ふだん、お菓子なんて買ってやらないから、よけいに食べたいんでしょうけど、コマーシャルって私には敵です」

 備蓄米が放出されてからも米の値段は高いまま。「3人も男の子がいると、それはよく食べるんです。お米の高いのは覿面に家計に響きます」

米だけではありませんものね。何もかも値上りしているのに、さらにトランプ関税で先行きは不透明。「本当は笑ってなどいられない。仕事だってどうなるか。でも私が落ちこんでいたり、暗い顔をしていたら、子どもたちがかわいそうじゃないですか」

そう、みんな「お母さん」は頑張ってるんです。

 少子化が叫ばれて久しい。子どもを産みたい人が産み育てやすい社会をつくることが必要ですが、女性が離婚しても、子どもと食べていけるような収入が得られる社会にできないでしょうか。

男女雇用機会均等法ができて、結婚で肩たたきされる時代ではなくなりました。共働きの教師で、夫が校長になると妻が教職をやめさせられることもなくなりました。

M字型のカーブも台形になり、片働きより共働き世帯が増えてきました。

でも、男女の賃金格差は大きいし、非正規雇用に占める女性比率は高い(67.9%)。働いても、家事育児介護などのケア役割とそれに費す時間は女性のほうが圧倒的に高いのが現実です。

夫の転勤等で一旦やめると、再就職時のハードルは年齢の壁も含め、相変らず高い。

 スーパーウーマンのように頑張らなくても、出産後も働き続けることができて、まともに働けばまともな収入が得られれば、離婚になっても子どもとちゃんと食べていけるのに、と言う離婚女性は多いのです。もちろん、病身であったり、働きたくても働けない人にはさまざまな給付が必要ですが、「ちゃんと働けばそれで食べていける、まともな収入のある社会であってほしい」と彼女たちは言います。

そんな社会をつくりたいですよね。


前回はこちら
ゆとり、ないですよね

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円 より子

円 より子

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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東京17区 7,328 票

肩書 前衆議院議員、元参議院議員3期17年、歴代女性唯一の財政金融委員長、NC防災担当大臣・財務大臣、民主党副代表、東京都連会長
党派・会派 無所属
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