2025/2/18
男性の育休取得が30.1%で昨年は過去最高を記録しました。取得日数も29.9日と過去最高とか。
ただ、妻に言わせると、「とるだけ育休」が42%もいるというから、夫の育児貢献度は限定的のようです。
夫の家事育児時間が多く、「手伝う」というのではなく、主体的にやっていると、妻は二人目の子どもを産んでもいいと思うらしく、高い教育費の懸念や、住居の狭さも「産むことをためらう」大きな要因ですが、夫の共同しての子育てや家庭を運営するという姿勢が人口問題解決の大きな要素になっている気がします。
子育てって本当に時間をとられるし、生活のリズムを乱される。人生も人間関係も思い通りにはいかないことを、子育てを通しては学び、それによって忍耐強くもなり寛容にもなり、包容力も持て、少しは大人になるのかもしれず、子どもは親を育ててくれるのだと思います。
外出用に着替えた服にゲップされたり、締め切りが迫っている原稿を必死に書いているのに、夜泣きで眠ってくれなかったり…
子育てってそんなことの連続。今は共働きの女性がふえているにもかかわらず、ワンオペでてんてこまいの女性が多い。料理をし、食器洗いをしている妻の横で、平気で缶ビール手にテレビを見ていたり、毎晩、仕事で子どもが寝てからしか帰ってこないという夫に腹が立たないわけがありませんよね。二人目なんて無理だし、子育て中に、自分の時間なんてとれるわけないでしょと怒りたくもなる。
男の人だってそう。もっと子どもとの時間を持ちたいと思っても、「寝顔しか見られない」と嘆いている父親もいました。
離婚の一番の原因は「経済」です。失業・倒産は夫個人の責任ではないとわかっていても無収入になり、預金も底をつき、妻のパート収入ではきつい厳しい生活が長引くと、家族の心がすさみ、離婚に至ってしまう。そんなケースを山のようにみてきました。夫の地位・収入が高いと、浮気があったくらいでは離婚にならない。その事実は若かった私には驚きでしたが。
「経済」って人間関係の土台なんですよね。でも、「時間」も同じように大事だと私は思います。長時間労働と長時間通勤で、子育ても家事も家族で食事する時間もとれないと、やはり家族関係にひびが入るのではないでしょうか。
スウェーデン人の友人が、子どもが生まれるというので、靴下や帽子を編んでました。男性の友人です。「えっ私、編めないわ」というと「僕たち、小学校から編んだり料理したりしてるよ」と不思議そうな顔。保育園を見学すると、3歳児の背丈のキッチンでシチューもつくれば、ベランダでノコギリやカナヅチで小鳥の巣箱をつくっている。
男女で子育ても家事も障害のある人の世話も同じようにできるのは、子どもの頃からの教育のたまものなんですね。
そして何より、長時間労働ではなく、夫婦で子育て中は短時間労働を選択して、家族の時間も自分の時間も楽しんでいる。
私たちも、可処分時間を増やし(もちろん、手取りも増やす!)、家族や友人との時間、自分の時間を楽しめる社会にしたいですね。
前回はこちら
高齢女性の貧困
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