2026/6/5
【国会レポート】
昨日、6月4日の衆議院本会議が開催され、補正予算や法案の採決が行われました。以下に主要な項目を報告いたします。
●令和8年度 一般会計補正予算第1号の要旨
・今回の補正予算は、不透明さを増す中東情勢に対し、国民生活に支障が生じないようタイムリーに対応することを目的としています。リスクの最小化の観点から万全の備えを行うことが強調されています。
・予算規模は歳入と歳出ともに3兆1135億円を追加するものです。歳入については、前年度の不用見込みなどを踏まえることで、市中への国債発行総額を増やすことなく対応する方針となっています。
●本会議における採決と予備費の事後承諾
・本会議では、上記の令和8年度補正予算2件(一般会計と特別会計)が緊急上程され、採決が行われました。
・また、決算関連として令和6年度の原油価格物・価高騰対策等予備費、および一般会計予備費の使用についての承諾が求められました。原油価格対策では燃料油価格激変緩和対策やタクシー事業者への支援に経費が充てられており、一般会計予備費は道路等の災害復旧事業や災害救助費等に充てられています。
●主要法律案の改正要旨
主要な2つの法律改正案についても審議されました。
・1つ目は著作権法の一部改正です。実演家やレコード製作者の適切な保護を目的としており、レコード演奏伝達権の創設が柱となっています。商業用レコードを用いた放送の再送信などに対し、二次使用料の支払いを義務付ける内容です。
・2つ目は建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正です。我が国全体の温室効果ガス排出量の約四割を建築分野が占めること等を踏まえ、脱炭素化を促進するための措置を講じるものです。
●賛成討論における決意
・予算案への賛成討論では、高市総理の方針として、国家国民のためであるならば決して諦めない、これがこの内閣の不動の方針という力強い言葉が引用されました。中東情勢等の危機を成長へと変えていく強い姿勢が示されています。
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