2024/9/27
「武雄アジア大学」誘致問題から見えてくる佐賀県武雄市の現実/市の方針に異論を唱えれば「村八分」。
武雄アジア大学誘致問題の最中にある佐賀県武雄市。
昨晩、武雄市役所で「まちづくり協議会」主催の説明会があったので、その席上で、いま武雄で起きていることを小松政市長にお伝えしてきました。
【小松政市長へ】
今日は大学新設を文科省に申請する前の段階でお話できる最後の回なので、小松市長へのお手紙としてまとめました。
今日この場に来たくても来れていない人たちがいます。
それは「大学の設置はおかしいと思うし、失敗すると思うけど、表立って言えない。なぜなら『村八分』になるから」という若手経営者たちです。
まさか、そんなこと、と思われるかもしれません。
しかし、現実そうなんです。
私自身も昨年10月の市民向けの説明の会から一貫して、この計画はそもそも文科省に認可されるレベルのものではない、そして、仮に開設されたとしても多大な負担を地域に残すことになり、こどもたちに不幸な未来を残すだけと警鐘を鳴らし続けています。
毎度発言させていただいているので、武雄アジア大学構想の問題点については割愛しますが、この間、旭学園が各地域で行なっている説明会では、私を排除するかのように「出席できるのは地元町民のみ」と謳うようになりました。
さらに、私はライドシェアを地域導入するお手伝いのお仕事を全国各地でしていますが、武雄市においては、その業務から名指しで外されました。もう一度言いますが、大学計画に反対したら、市の仕事から外されるんです。
ライドシェアを始めたとした地域交通について理解を深めるセミナーの講師の1人として私が予定されていましたが、それはダメだ、外せ、あいつは大学に反対しているから、との話が武雄市役所の内部でされていると伺いました。
大学計画に反対している人間は、地域にとって必要な事業からも排除されるのがここ武雄市なんでしょうか。
私は、全国各地で様々な街づくりに関わっていますが、市の政策を批判したら、市の事業から外される、という例には初めて出会いました。しかもこのライドシェアの事業には国土交通省の補助も入るため、本省でも武雄市の態度は問題になっていると伺っております。
私自身は、排除されても構いません。本当に、その地域のためになることを真摯に伝え続けるだけです。
しかし、今現在の武雄市の姿勢は、本当に市民のためになるのでしょうか。思ったことも言えない、市がやろうとしていることには従わなければならない、発言の自由が全く保障されない、そしてライドシェアをはじめとして本当に必要な施策は進んでいかない。
一言で言うと、閉鎖的で強権的なまちに私は感じます。
私は、もともと武雄市図書館のリニューアルや市立病院の民間移譲の頃の武雄市や武雄市議会を「うらやましいな」と外から眺めていました。自由闊達に、市民の皆さんもそれぞれの意見を発信して議論をしていた、そのオープンさや、風通しの良さ、ダイナミックさに憧れて、武雄市に夫婦共々移住してきたんです。
しかし、現在は先ほどお話ししたように極めて残念な状況になっています。長らく住んでいらっしゃる市民の皆さんはどうお感じなんでしょうか。そして、小松市長ももともとよそから来られた方ですよね、武雄に憧れて移り住んできた人間にこういう仕打ちをするまちを小松市長は作りたかったのですか。
かつての自由でオープンな武雄市に戻ってほしいと思います。大学の構想についても一旦立ち止まる勇気が欲しかった。
しかし、そのような決断の時期はもう過ぎてしまいました。武雄の未来に対して深い深い懸念と憂慮の気持ちを表明して、この場での発言として、皆さんの記憶に留めていただきたいと思います。(了)

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