2026/6/12
本日(6月12日)の武雄市議会一般質問において、松尾初秋議員(9期目)が「武雄アジア大学を考える会」で今春の市議選前に実施した、武雄アジア大学に対する公的支援に関する全立候補者・立候補予定者アンケートについて取り上げてくださった。
まず、この点について率直に感謝申し上げたい。
一般質問の要旨は、松尾議員はアンケートに「賛成」の立場から回答した。しかし、同会が回答締切直後に公開した回答一覧の速報版に誤記・誤植があり、電話でその修正を求めた、というもの。このアンケートは私も含めた住民組織が自主的に行ったものであり、市役所としては答弁のしようがない項目でもある。
当時、松尾議員からのお電話を受けたのは私であるので、その時のことはよく覚えている。誤記・誤植については、その場でお詫びし、インターネット上で公開した集計資料も即座に差し替えたと記憶している。
ただ、本日の質問の中で「お詫びも無い」とのお話があった。私としては当時もお詫びした認識でいたが、それが十分に伝わっていなかったのであれば、そこは私の至らなさである。そう判断し、本日午後、松尾議員に直接お電話を差し上げた。
すると、松尾議員は大変寛大に受け止めてくださっただけでなく、「また今度、改めてゆっくり話をしよう」とまで声をかけてくださった。そのやり取りの中で、武雄市政をより良くしたいという松尾議員の心意気を強く感じた。
さて、今回、改めて書いておきたいことがある。
当該アンケートにおいて、武雄アジア大学への19.5億円の公費支出について、実際の賛成議員は15名いたのだが、「賛成」の立場から明確に回答を寄せてくださったのは松尾議員ただひとりであった。それ以外の方は、「回答用紙を返信しない」「返信するが回答用紙は無記入」「回答用紙に質問項目と異なる罵詈雑言を書き込む」といった対応だった。
当の松尾議員、実際のところ、武雄アジア大学に対しては私自身とは大きく異なる立場である。しかし、そこにこそ大事な意味がある。
反対には反対の理由がある。賛成には賛成の理由がある。そして議員である以上、自らの判断を市民に向けて説明する責任がある。松尾議員は、その責任から逃げなかった。
「市長が進めているからとりあえず賛成」という態度ではない。自分の考えとして、根拠を持って賛成の意を示し、アンケートにも回答し、必要があれば住民とも直接向き合う。その姿勢には、立場の違いを超えて、率直に敬意を抱く。
政治において本当に問われるべきは、単に賛成か反対かだけではない。自分の判断について、言葉にし、住民に説明するかどうかである。その意味で、松尾初秋議員は筋の通った議員であると感じた。
本日はそのことを、きちんと書き残しておきたい。
なお、アンケートの結果についてはインターネットメディア等でも取り上げられている。下記のURLからご覧いただきたい。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b005aaf081c8416b920ebfadd0ea3f89a8a7fd04

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