2026/4/23


上写真はベッコウトンボ未熟オス。下写真は成熟オス。
久見崎で今年も確認 ベッコウトンボ観察会(2026年)
希少種・ベッコウトンボが、今年2026年も久見崎で確認されました。
4月20日、久見崎みらいゾーンそばの湿地帯(市有地)において観察会が行われ、案内は希少野生動植物種保存委員の今村久雄氏が務めました。
当日は、土地が土地開発公社の管理下にあるため立ち入り許可申請を行いましたが、「直前の申請」を理由に許可が下りず、農道からの観察となりました。それでも参加者は10匹のベッコウトンボを確認しました。
分布拡大の兆し
これまでの調査経過を踏まえると、久見崎周辺は新たな生息拠点となりつつあります。
2024年に初確認されて以降、交尾・産卵行動が複数地点で確認され、寄田町や周辺の池でも個体が見つかっています。
今村氏は、久見崎の湿地を起点とした分布拡大の可能性を指摘しています。
一方で、過去には調査直後に測量・埋め立てが行われた地点もあり、生息環境の保全が急務です。
次回観察会のお知らせ
次回の観察会は以下の通りです。
日時:5月2日(土)午前11時
集合:諏訪神社駐車場
内容:ベッコウトンボの観察(どなたでも参加可)
保全の課題が浮き彫りに
今回の観察会では、行政管理地でありながら柔軟な立ち入りが認められなかった点も課題として浮かび上がりました。
希少種の確認・保全活動と土地管理のあり方をどう調整するのか――今後の重要な論点です。
ベッコウトンボは環境のバロメーターともいえる存在です。
この小さな命を守れるかどうかが、地域の自然環境の質を問うことになります。
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