2024/10/2
身寄りのない高齢者の方に対して、見守りや安否確認、入退院時の支払い代行、亡くなった後の葬儀、納骨、家財処分、行政官庁への届け出などを行う「ひらかた縁ディングサポート事業」が、10月1日からスタートしました。
この事業は、一人暮らしなどの身近に頼る人がいない高齢者が増加傾向にある中、見守りや死後事務などの支援を組み合わせ、切れ目のない支援体制の構築を図っていくことで、住み慣れた地域で最期まで安心して生活できるようにと、私が長年にわたって実現を要望してきたものです。
枚方市社会福祉協議会に、緊急連絡先や通院先、遺言の保管場所などを登録することで、もしもの時に必要な情報を必要な人に伝えることができるようになります。
また、毎月1回電話で連絡を行うとともに、半年に1回は自宅を訪問し、定期的に見守り・安否確認を行うとともに、入退院の手続きが発生した場合の付き添い等の支援も行います。
さらに、契約時に預託金を預けることで、入退院時の支払い代行や利用者が亡くなったときの葬儀、納骨、行政への手続き、家財処分なども行います。
利用できる方は▼枚方市内に居住している方▼65歳以上の単身世帯で、支援可能な親族がいない方(同居人や子・孫等に認知症や障害などの事情がある場合は要相談)▼契約内容を十分に理解し、利用を希望される方▼市民税非課税世帯、かつ預貯金の合計額が500万円以下の方▼自分名義の不動産を所有していない方▼生活保護を受給していない方▼4つのサービスをすべて受けることに同意いただける方―のすべての条件を満たす方となります。
入退院時の支払い用預託金として20万円、葬儀・納骨等預託金として30万円、貸住宅の家財処分明け渡し等預託金として業者の見積もり金額の預託が必要となります。
<この事業に関するお問い合わせ>
枚方市社会福祉協議会生活支援課
TEL:072-807-7322
FAX:072-845-1897
一人暮らし高齢者が増加傾向にある中、この事業の需要が増大することは確実ですので、今後も持続的に継続していける事業となるよう、また制度を必要とする方が適切なタイミングで制度利用につながるよう、しっかり取り組んでいきます。
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