2026/4/23
皆さん、こんにちは。枚方市議会議員のかじや知宏です。
3月16日に開催された予算特別委員会B日程(一般会計 市民福祉・建設環境常任委員会所管分野)において、令和8年度予算について質疑を行いました。
その質疑項目の中から、今回は**「障害福祉計画等策定事業経費について」**を取り上げます。

今回のテーマは、障害のある方やそのご家族にとって非常に重要な「障害福祉サービスのあり方」です。
📌 特に注目したのは
👉 「セルフプラン率が全国一」という枚方市の現状
これは、サービスの利用計画を専門家ではなく本人や家族が作っている割合のことです。
一見すると「自己決定を尊重している」とも見えますが、実はそこに大きな課題が潜んでいます。
枚方市では、以下の3つの計画を一体で作成しています。
✅ 障害者計画(施策全体の方向性)
✅ 障害福祉計画(サービスの量や体制)
✅ 障害児福祉計画(子ども向け支援)
令和8年度は、計画策定のための委託費として
👉 859万円が計上されています。
全国・大阪府・枚方市の比較はこちらです👇
📊 成人
・全国:15.8%
・大阪府:42.4%
・枚方市:84.2%(全国一)
📊 児童
・全国:30.7%
・大阪府:52.0%
・枚方市:73.7%
👉 枚方市は突出して高い状況です。

市の説明では👇
📌 これまでのサービスを継続している人が多い
📌 自己決定を尊重している
とされています。
しかし一方で…
⚠️ 満足度などの実態把握が十分ではない
という課題も明らかになっています。
セルフプランが多いことで、こんな課題があります👇
⚠️ 定期的な見直し(モニタリング)が不十分
⚠️ 本人や家族が気づかない課題を見逃す可能性
⚠️ 専門的な支援につながりにくい
また、市民の声として
👉 「窓口でセルフプランが前提で案内されているように感じる」
という指摘もありました。
国は、
👉 「望まないセルフプラン」を令和11年度末までに解消
という方針を示しています。
枚方市としても、
📌 実態調査の実施
📌 相談支援体制の見直し
を行い、次の計画に反映していくとしています。
私は今回の質疑を通じて、
👉 「セルフプラン率が高いこと自体が問題なのではなく、その中身の検証が不十分であること」が課題
だと考えています。
確かに、自己決定は大切です。
しかしそれが、
❌ 「支援につながっていない自己責任」
になってしまってはいけません。
本来、相談支援専門員が関わることで
✅ 本人も気づいていない課題の発見
✅ 家族の負担の見える化
✅ より適切なサービスの提案
が可能になります。
そのために重要なのは👇
📌 窓口での丁寧な案内
📌 相談支援事業所の確保
📌 実態データに基づく検証(EBPM)
です。
今回の計画策定は、単なる「計画づくり」ではなく、
👉 支援の質を高めるチャンスです。
しっかりとチェックしていきます。
障害福祉サービスは、身近な暮らしの中で支えとなる仕組みです。
今回の質疑を通じて見えてきたのは、
👉 **「制度があっても、使い方次第で支援の質は大きく変わる」**という点です。
そのためにも、
📝 本当に必要な人に適切な支援が届いているのか
📝 制度が形だけになっていないか
といった視点で、一つひとつ確認しながら改善につなげていきます。
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