2026/9/2
今日は高槻市議会の9月議会の2日目。議案の質疑があり、私もいくつか質問しました。
画像のとおり、高槻市立小寺池図書館の西側に隣接する土地を、約1億8千万円で取得するというのですが、現地をご存じの方なら誰でも無駄だと考えられるのではないかと思います。
私は最後に以下の意見を述べました。
高槻市立小寺池図書館の西側に隣接する土地を取得するのは、①来館者の更なる利便性向上、②図書搬入車両の安全で円滑な動線を確保するためだということです。
けれども、①利便性の向上については、図書館の建物までの距離を考えると、一番近くなる来館者でも、徒歩で1分くらいしか変わりません。これに約1億8千万円もかけるのは、あまりにも費用対効果が悪すぎます。
②図書搬入車両の安全で円滑な動線を確保することについては、現状の、高槻市営バスのバス停滞留所の奥にある出入り口のほうが、滞留所のお陰で広々としていて、見通しが良いですし、先日画像をお送りしたとおり、
滞留所には、バスも人もいない時間帯もあります。現状のほうが、安全が確保できるはずです。
新しい出入り口のほうは、左右に民家が建っていますので、現状の出入り口と比べると、見通しが明らかに悪くなります。
搬入車両の動線を考えると、現状のほうが安全です。
現状の出入り口では、これまで事故もなかったということです。慣れ親しんだ出入り口を今後も使い続けるほうが良いのではないでしょうか。
また、先ほども申し上げたとおり、取得予定地のほうが、図書館の敷地よりも、約1.5m高くて、土地の境界は崖のような状態になっています。
現状のままでは、1.5mの高さをジャンプできるような人でないと、通行できません。
この土地を使用するためには、土木工事が必要になりますが、その工事費を含め詳細な設計は、市が用地を取得してから行うというお答えでした。そういった土地の取得後に必要な工事については、普通の感覚なら、事前に検討して、どれだけの費用が今後かかるのか、把握しておくものではないのでしょうか?何故これまで検討してこなかったのでしょうか。土地の購入ありきなのでしょうか。
取得予定地は、現在、有料の駐車場と駐輪場になっていますが、駐輪場はほぼ満車の状態でした。この駐輪場がなくなったら、地元の地域にお住いの利用者の皆さんはお困りになられるのではないでしょうか。
現地を知っている人は、多分、誰でも、この土地を、1億8千万円も出して買う必要はないと考えると思います。明らかに税金の無駄遣いですので、賛成できないということを表明致します。
以下は本日の議会でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。
■議案第77号令和8年度高槻市一般会計補正予算(第3号)
▲1.小寺池図書館西側の用地取得について
<1回目>
資料によると、「小寺池図書館西側に接する用地(411.74平米)を取得することで、来館者の更なる利便性向上を図るとともに、図書搬入車両の安全で円滑な動線を確保する。」ということです。予算は用地買収の1億7300万円など計1億8256万円とされています。まず7点伺います。
(1)この土地は、来館者と図書搬入車両の通行以外には、どのように利用されるのでしょうか?具体的な計画をお答えください。
また、搬入車両のための通路の幅員は、どれだけを確保される計画なのでしょうか?お答えください。
(3)来館者の利便性が向上するということですが、どれだけ向上するのでしょうか?お答えください。
⇒1点目及び3点目についてですが、取得用地は小寺池図書館利用者の利便性や安全性向上のため整備してまいりますが、利用計画、通路の幅員の詳細や高低差解消の費用等については、今後検討してまいります。
(2)現状の搬入車両の出入り口の幅は約4mあって、通行や搬入には何の支障もないと思いますが、なぜ新たに搬入車両の動線を確保する必要があるのでしょうか?お答えください。
⇒2点目については、現状、阪急富田バス停滞留所を横切って図書の搬入車両が敷地に入っている状況を解消して、バス利用者等の一層の安全を図るものです。
(4)購入予定地は、現在、有料の駐車場と駐輪場になっています。私が現地に見に行った時には、駐輪場はほぼ満車の状態でしたが、この駐輪場がなくなったら、利用者の方は、どこを利用すればいいのでしょうか?お答えください。
⇒現在の駐輪場利用者の今後についてはお答えする立場にありません。
(5)この土地と図書館の土地との間には、1.5mほどの高低差があります。令和9年3月に土地の引き渡しの予定とされていますが、現状のまま引き渡されても、車両も来館者も通行できません。どうされるのでしょうか?お答えください。
また、この高低差を解消するためには、かなりの工事が必要だと思いますが、どれだけの費用と期間を見込んでいるのでしょうか?お答えください。
⇒土地の取得後に必要な工事を進める予定です。
(6)この土地は令和4年3月に、現在の所有者が取得していますが、取得時の土地の価格はどれだけだったのでしょうか?お答えください。
⇒所有者の取得価格は、把握しておりません。
(7)補償金が500万円計上されていますが、何に対して、何円を補償するのでしょうか?内訳をお答えください。
⇒補償については、物件調査を行い対応してまいります。
<2回目>
(1)取得用地は小寺池図書館利用者の利便性や安全性向上のために整備するということです。
利用者の利便性向上については、具体的なお答えがありませんでしたが、図書館の建物までの距離を考えると、近くなる利用者であっても、徒歩で1分くらいしか変わらないのではないのでしょうか?徒歩の場合、どれくらい近くなるのか、お答えください。
(2)利用者の安全性向上のためにも整備するということですが、一方で、1.5mほどの高低差をどうするのかということについては、お答えはありませんでした。
取得用地と小寺池図書館の敷地との境界は、現在、1.5mほどの崖のようになっています。現状では安全に通行できるとはいえませんが、これについては、どういった検討をされたのでしょうか?具体的にお答えください。
(3)現状の搬入車両用の出入り口の前には、高槻市営バスの阪急富田バス停滞留所があります。先日も現地に行きましたが、その時には、バスは1台もなく、人もいませんでした。普段もそれほど利用者が多いとは思えませんが、利用者が少ない時間帯に、搬入すればよいだけではないのでしょうか?見解をお聞かせください。
(4)取得用地から図書館へ車を進入させるとすると、左右に民家があるので、見通しが悪いと思われます。
一方で、現状の出入り口の場合、先ほど申し上げたとおり、その前には、広々としたバス停滞留所があって、トラックの運転手にとっては、非常に見通しが良いはずです。
取得用地から搬入車両を出入りさせるほうが、むしろ事故の危険性が高まるのではないのでしょうか?お答えください。
また、これまで搬入車両とバス利用者との事故が起きたことはあるのでしょうか?これまで何年のうちで、何回、どういった事故があったのか、お答えください。
(5)取得用地の利用計画や通路の幅員の詳細、高低差解消の費用等については、今後検討するということですが、何故これまで検討してこなかったのでしょうか?利用者の安全や、土木工事が確実に必要になることを考えれば、検討すべきだったはずです。土地の取得ありきということなのでしょうか?お答えください。
⇒1点目から5点目についてですが、1問目でもお答えしましたが、当該用地は、利用者の利便性の向上、バス利用者等の安全の確保を目的に取得しようとするものです。
現時点では民地であることから工事費を含め詳細な設計は市が用地を取得してから行います。
なお、搬入車両とバス利用者との事故はありません。
(6)補償については、物件調査を行い対応するということですが、何故、補償費が500万円とされているのでしょうか?内訳と理由をお答えください。
⇒補償費の額については、物件調査の結果を得て決定されるものです。
(7)そもそも、誰が、どういった経緯で、この土地の情報を市にもたらしたのでしょうか?
また、市では、誰が、どういった検討をして、この土地の取得を決裁をしたのでしょうか?
それぞれお答えください。
⇒当該用地の経緯についてですが、市では富田地区のまちづくりの一環として小寺池図書館リニューアル工事を進めており同地区を注視していたところ、当該用地が一般に売り出されている情報を得たことから、小寺池図書館利用者の利便性や安全性の向上につながるものとして取得を決定したものです。
<3回目>
あとは意見を述べます。
高槻市立小寺池図書館の西側に隣接する土地を取得するのは、①来館者の更なる利便性向上、②図書搬入車両の安全で円滑な動線を確保するためだということです。
けれども、①利便性の向上については、図書館の建物までの距離を考えると、一番近くなる来館者でも、徒歩で1分くらいしか変わりません。これに約1億8千万円もかけるのは、あまりにも費用対効果が悪すぎます。
②図書搬入車両の安全で円滑な動線を確保することについては、現状の、高槻市営バスのバス停滞留所の奥にある出入り口のほうが、滞留所のお陰で広々としていて、見通しが良いですし、先日画像をお送りしたとおり、
滞留所には、バスも人もいない時間帯もあります。現状のほうが、安全が確保できるはずです。
新しい出入り口のほうは、左右に民家が建っていますので、現状の出入り口と比べると、見通しが明らかに悪くなります。
搬入車両の動線を考えると、現状のほうが安全です。
現状の出入り口では、これまで事故もなかったということです。慣れ親しんだ出入り口を今後も使い続けるほうが良いのではないでしょうか。
また、先ほども申し上げたとおり、取得予定地のほうが、図書館の敷地よりも、約1.5m高くて、土地の境界は崖のような状態になっています。
現状のままでは、1.5mの高さをジャンプできるような人でないと、通行できません。
この土地を使用するためには、土木工事が必要になりますが、その工事費を含め詳細な設計は、市が用地を取得してから行うというお答えでした。そういった土地の取得後に必要な工事については、普通の感覚なら、事前に検討して、どれだけの費用が今後かかるのか、把握しておくものではないのでしょうか?何故これまで検討してこなかったのでしょうか。土地の購入ありきなのでしょうか。
取得予定地は、現在、有料の駐車場と駐輪場になっていますが、駐輪場はほぼ満車の状態でした。この駐輪場がなくなったら、地元の地域にお住いの利用者の皆さんはお困りになられるのではないでしょうか。
現地を知っている人は、多分、誰でも、この土地を、1億8千万円も出して買う必要はないと考えると思います。明らかに税金の無駄遣いですので、賛成できないということを表明致します。
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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
https://x.com/kitaokatakahiro
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