2026/5/29
子どもたちの机は広い方がいい?
水島小学校で見た「天板拡張くん」のリアルな評価

2026年5月29日、学校の子どもたちの机を広くする器具「天板拡張くん」が全学級で導入されている倉敷市内4校のうちの1校、倉敷市立水島小学校を訪問し、授業風景を見学させていただきました。

今回見学したのは5年生の教室です。
教室には16台の机があり、その全てに「天板拡張くん」が設置されていました。そして、その日は11人の児童が学んでいました。

実際に子どもたちがどのように感じているのか、校長先生が子どもたちに聞いてくださいました。
すると、ほぼ全員が、
「天板拡張くんがあった方がいい」
と答えたのです。
子どもたちからは、
「机が広い方がいい」
「タブレットや鉛筆が落ちる心配がない」
「ノートを広げやすい」
といった声が上がりました。
逆に、「ない方がいい」と答えた子どもは一人もいませんでした。


現在の学校現場では、タブレット端末が1人1台配備され、机の上には教科書、ノート、筆箱、プリントなど、多くの物が置かれています。
私自身も学校を訪問する中で、「机が狭い」という声を以前から耳にしていました。
実際、子どもたちにとって机の広さは、学習環境に直結する問題なのだと改めて感じました。
特にタブレット学習が日常化した現在、机のスペース確保は、これまで以上に重要になっています。
一方で、現場の先生方からは、メリットだけではない課題も教えていただきました。
校長先生は、
「最近は、授業の中でグループになって話し合いをする場面が増えています。机を合わせると、天板が片側10センチずつ長くなっているので、合計20センチ分、子ども同士の距離が離れてしまうんです」
と話してくださいました。

さらに、
「掃除の時間などに机を教室の片隅に寄せると、掃除ができるスペースが狭くなってしまいます」
という課題もあるとのことでした。
確かに、実際の教室を見せていただくと、机が大きくなることで移動や配置に影響が出ることも理解できました。
そこで私が、
「何人くらいまでのクラスなら導入できると思われますか?」
とお聞きすると、校長先生は少し考えながら、
「うーん、20人までかなあ」
と答えてくださいました。
現在、少人数学級が進む学校も増えてきています。
その意味では、クラス人数によっては十分導入の可能性があるとも感じました。
また、校長先生は、
「必要な時だけ拡張できる仕様なら、文句なしに良いと言えると思います」
とも話されていました。
これは非常に重要な視点だと思います。
つまり、「広い机が必要」という子どもたちの声と、「教室運営上の課題」の両方を解決できる改良型が求められているということです。
現場に足を運ぶと、実際に見えてくるものがあります。
今回の訪問でも、単純に「良い」「悪い」ではなく、メリットとデメリットの両方があることを知ることができました。
しかし、それ以上に大きかったのは、実際に毎日使っている子どもたちから、
「あった方がいい」
という生の声を直接聞けたことです。
これは、とても貴重な機会でした。
学校の考え方や教室環境、児童生徒数によって違いはあると思いますが、少なくとも1クラス20人程度までの学校については、「天板拡張くん」の導入を検討する価値は十分あるのではないかと感じました。
教育環境は、子どもたちの学びや集中力に大きく影響します。
子どもたちが安心して学べる環境づくりについて、これからも現場の声を大切にしながら考えていきたいと思います。
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