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2017年と比較して見えてくる、倉敷市の小学校児童数の変化【倉敷市議会議員】2026.5.13

2026/5/13

【小中学生数その3】 
【2017年と比較して見えてくる、倉敷市の小学校児童数の変化】

3年前、倉敷市内の各小学校の児童数を2017年と比較した一覧表を作成したところ、「これは分かりやすい」「地域の変化が見える」と声をかけていただきました。

そこで今年も、2026年5月1日現在の倉敷市立小学校の児童数を、2017年当時と比較した表を作成してみました。

数字を並べてみると、倉敷市全体の人口動向や、地域ごとの住宅開発、子育て世代の流入、逆に高齢化や人口流出など、それぞれの地域事情が非常によく見えてきます。

今回の比較では、倉敷市全体の児童数は2017年の27,434人から2026年は24,146人となり、3,288人減少。率にすると88.0%となりました。

つまり、約9年間で12%の減少です。

少子化の影響が着実に進んでいることが数字からも分かります。

しかし、その一方で、地域によっては大きく児童数を伸ばしている学校もあります。

■増加率トップは柳井原小学校

2017年と比較して、最も増加率が高かったのは柳井原小学校でした。

2017年は29人だった児童数が、2026年には74人となり、45人増加。増加率は255.2%です。

人数だけを見ると「45人増」と感じるかもしれませんが、もともとの規模が小さい学校だけに、地域にとっては非常に大きな変化と言えます。

続いて増加率が高かった学校は、

・西阿知小学校 138.6%(357人増) 
・郷内小学校 133.9%(127人増) 
・旭丘小学校 123.7%(71人増) 
・第二福田小学校 121.0%(147人増) 
・連島南小学校 118.9%(145人増)

などとなっています。

特に西阿知小学校の357人増は、増加人数としては市内最大級です。

西阿知地区ではイオンモール倉敷に近いこともあってか、子育て世代の流入が数字にも表れていると言えそうです。

また、郷内小学校や旭丘小学校なども、住宅地としての人気や利便性向上が背景にあるのかもしれません。

そして、私・さいとう武次郎の地元である第二福田小学校も121.0%、147人増となりました。

地域の皆さんからは「子どもが増えた」「朝の通学路がにぎやかになった」という声も聞きます。

子どもたちの元気な姿が増えることは、地域の活力そのものだと感じます。

■一方で大きく減少している学校も

逆に、児童数の減少率が最も高かったのは第五福田小学校でした。

2017年の388人から2026年には175人減少し、45.1%となっています。

続いて、

・水島小学校 49.2%(60人減) 
・沙美小学校 53.3%(14人減) 
・児島小学校 54.6%(353人減) 
・薗小学校 55.1%(115人減)

など、大幅に児童数が減少している学校も少なくありません。

特に児島地区では、多くの学校で減少傾向が見られます。

児島小学校の353人減は非常に大きく、地域の人口構成の変化がうかがえます。

また、水島地域でも学校によって差があり、増加している学校もあれば、大きく減少している学校もあります。

同じ倉敷市内でも、地域によって状況が大きく異なっていることが分かります。

■数字は「地域の未来」を映す鏡

学校の児童数は、単なる数字ではありません。

その地域に、 
・子育て世代が住んでいるか 
・住宅開発が進んでいるか 
・公共交通や買い物環境が整っているか 
・安心して子育てできる環境があるか

といった「地域の暮らしやすさ」が反映されています。

また、児童数の増減は、将来的なまちづくりにも直結します。

児童数が増える地域では、 
・教室不足 
・通学路の安全対策 
・学童保育の確保

などへの対応が必要になります。

一方、児童数が減少する地域では、 
・学校規模の維持 
・地域コミュニティの存続 
・学校統廃合への不安

など、別の課題が生まれてきます。

だからこそ、こうした数字を定期的に確認し、「今、地域で何が起きているのか」を共有することが大切だと思っています。

■子どもたちが安心して学べる倉敷市へ

倉敷市では今後も少子化の影響が続くと考えられます。

しかし、だからこそ重要なのは、「減るから仕方ない」ではなく、子育て世代に選ばれるまちをどうつくるかです。

教育環境の充実、通学の安全、放課後の居場所づくり、発達支援、不登校支援、学校施設の改善など、取り組むべき課題はたくさんあります。

私はこれからも、地域の声をしっかり聞きながら、子どもたちが安心して学び育つことのできる倉敷市を目指して取り組んでまいります。

皆さんのお住まいの地域の小学校は、増えていましたか? それとも減っていましたか?

数字を見ながら、ぜひ地域の未来についても一緒に考えていただければと思います。

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著者

さいとう 武次郎

さいとう 武次郎

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肩書 倉敷市議会議員。二福学区子ども安全対策協議会会長
党派・会派 無所属
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