2026/7/13
令和の玲!しもだ玲です。
昨日から、お世話になっている方々が主催する
サーフィン大会の運営をお手伝いするため、
茨城県に来ています。
せっかく神栖市まで足を運んだので、
以前から視察してみたいと思っていた「1000人画廊」を
見学してきました。
落書き対策から始まった
市民参加型アート
1000人画廊は、
茨城県神栖市の南海浜護岸に約6kmにわたって続く、
市民参加型の巨大壁画ギャラリーです。
1990年、落書きが絶えなかった護岸壁を美しくし、
地域を活性化させようという目的でスタートされたそうです。
https://www.kamisu-kanko.jp/kankou-page/1000ningarou.html
毎年、市内外から個人や家族、グループなどが参加し、
それぞれの思いを込めた作品を描いています。
画材も無料で支給されるため、
誰でも気軽に参加できる仕組みとなっています。
壁画には、
神栖市の特産品や地域の歴史、
家族との思い出などが描かれ、
一つひとつに物語がありました。
落書き対策として始まった取り組みが、
今では市民の誇りであり、多くの人が訪れる
神栖市のシンボルの一つとなっています。
実際に歩いて感じたこと
現地を歩いてまず驚いたのは、そのスケールです。
どこまでも続く壁画と、
太平洋を望む雄大な景色、
そして洋上風力発電の風車群が一体となり、
まるで屋外美術館のような空間が広がっていました。
作品の完成度も高く、
市民が描いたとは思えないほど
見応えのあるものばかりです。
一枚一枚に個性があり、
思わず足を止めて見入ってしまいました。
そして何より印象的だったのは、
「行政がつくったアート」ではなく、
「市民が参加してつくり上げた景色」
であるという点です。
地域への愛着や誇りを育む
まちづくりの素晴らしい事例だと感じました。
練馬区でも
実現できる取り組み
私はこれまでも、
公共施設や大型工事現場の仮囲い、
防壁などにパブリックアートを取り入れることで、
無機質な景観を地域の魅力へと変える取り組みを
提案してきました。

R7年度練馬区議会第一回定例会
しもだ玲・一般質問議事録より引用
特に現在進められている
石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業では、
工事期間中に設置される仮囲いを活用し、
子どもたちや地域の皆さんが参加できるアート作品を展示することで、
工事期間そのものを地域の魅力づくりにつなげられないかと、
練馬区へ提案しています。
また、私自身、
この1000人画廊を知ったきっかけは
Googleストリートビューでした。
画面越しに壁画を見て
「これは実際に見てみたい」と感じ、
今回現地まで足を運ぶことにつながりました。
つまり、この取り組みは景観を美しくするだけではなく、
インターネットを通じて街の魅力を発信し、
「行ってみたい」という気持ちを生み出し、
実際の来訪につなげる仕組みにもなっています。
市民が描いた作品がSNSやストリートビューなどを通じて広がり、
新たな交流やにぎわいを生み出している点も、
大変参考になる取り組みだと感じました。
工事現場は
「完成するまで我慢する場所」ではなく、
地域の歴史や文化、子どもたちの夢を発信できる
キャンバスにもなります。
区民が制作に参加することで、
完成後のまちへの愛着もより深まり、
「見に行ってみたい」と思っていただける
新たな地域資源にもなり得ると考えています。
「参加するまちづくり」を広げたい
1000人画廊は、
単に壁をきれいにしただけではありません。
市民一人ひとりがまちづくりに参加し、
その積み重ねが地域の新たな魅力となり、
多くの人が訪れるスポットへと発展しています。
こうした事例を実際に見ることで、
改めて「参加するまちづくり」の可能性を感じました。
練馬区にも、公園や公共施設、
工事現場の仮囲いなど、
パブリックアートを活用できる場所は数多くあります。

防犯上のご意見をいただく、長光橋下のトンネル
グーグルストリートビューから画僧引用
これからも全国の先進事例を学びながら、
「見るだけのまちづくり」ではなく、
「区民が参加して一緒につくるまちづくり」
を実現できるよう、積極的に提案を続けてまいります。
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ホーム>政党・政治家>しもだ 玲 (シモダ レイ)>落書きの壁が、まちの誇りへ。神栖市「1000人画廊」を見学