2026/5/11
令和の玲!しもだ玲です。
今日は、最近相次いで報道されている
「公園樹木の倒木問題」について、
少し整理してみたいと思います。
■都内で相次ぐ倒木事故
今年に入り、
東京都内を中心に、
公園や街路樹の倒木事故が相次いでいます。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/486932
特に世田谷区の砧公園では、
短期間で複数本の倒木が発生し、
人身被害まで起きました。
東京都は緊急点検を実施し、
高さ3m以上の樹木約80万本を確認した結果、
約1万4,000本に異常が見つかったとされています。
これは決して、
「たまたまの事故」だけでは
済まされない状況です。
■石神井公園でも管理強化へ
気になったので、事務所の近くにある、
石神井公園の状況を確認してきました。
実際に園内を歩くと、利用者の動線上で、
10本以上の樹木が立ち入り禁止となっていました。
かなりの本数だったため、
「これらはすべて伐採対象になってしまうのか?」と気になり、
現地の職員の方にお話を伺いました。
その際、説明いただいた内容は、
・樹木調査は年4回実施。
・今回の重点調査は、幹周60cm以上の樹木が対象。
・2025年末から点検を開始。
・樹木に付けられているマークは、
4月以降、順次樹木医による詳細チェックを行う対象。
とのことでした。

つまり、現場では既に、倒木リスクを踏まえた
予防的な管理が進められているということです。
■原因は「老朽化」と「気候変化」
専門家によれば、
・樹木内部の腐朽
・根腐れ
・空洞化
・ナラ枯れなどの病害
・強風や豪雨
などが複合的に影響しているとのこと。
特に桜などは、見た目は元気でも、
内部が空洞化しているケースもあるそうです。
つまり、
「緑が多い=安全」ではない
時代に入っています。
■練馬区でも“他人事”ではない
練馬区は、公園面積が23区最大級であり、
街路樹や公園樹木も非常に多い自治体です。
石神井公園をはじめ、
地域には大きな樹木も数多くあります。
しかし、樹木もまた、
道路や橋と同じ「インフラ」の一部です。
だからこそ、
“維持管理”が必要になります。
しかも、樹木管理は、
・剪定した回数
・点検した本数
だけではなく、
「危険木をどれだけ早期発見できたか」
という視点が重要です。
■「やっている感」ではなく、実効性を
最近は、
AI点検やドローン活用も進み始めています。
ただ、重要なのは、
「最新技術を導入したこと」
そのものではありません。
・倒木事故が減ったのか
・危険木の発見率が上がったのか
・維持管理コストは適正化されたのか
こうした“成果”で評価しなければ、
単なる「やっている感」になってしまいます。
■緑を守るためにも「管理」が必要
樹木は、地域に潤いを与え、
暑さ対策や景観形成にも重要な存在です。
だからこそ、
「残すか、切るか」
という二択ではなく、
どう維持し、
どう安全を確保していくのか。
その視点が、
今後ますます重要になると感じています。
税金を投入する以上、
“感覚”ではなく、
データと点検に基づく維持管理が求められる時代です。
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ホーム>政党・政治家>しもだ 玲 (シモダ レイ)>石神井公園で10本以上が立入禁止…いま公園樹木で何が起きているのか