2025/6/10
シモダがカゲキに!しもだ玲です。
昨日は、議会内の人事についてブログを書きました。
今日は、昨日の区議会本会議の議決事項の一つ『議選監査委員の同意』について、反対した理由についてお伝えします。

■名誉職化や閉鎖的と指摘されている議選監査委員って何?
区(市)役所の長から独立した執行機関として、地方自治法に基づいて設置され、主に役所の財務や事業の監査(チェック)を行う、議会から選任された委員。
どういう人物が選任されるかというと、、、
①識見監査委員:知識経験を有する者
※専門資格の保有者である必要はない。
②議選監査委員:議会議員の中から選任
議選監査委員は、『実行性ある監査を行うために必要』という考え方で導入された経緯があるようですが、「実行性のない監査って監査って言わねーよ」と思います。
議員は議会を通じて、行政運営をチェック(監査)していく役目があるので、議会の仕事に集中するべきです。
さらに、疑念を持たれるもう一つの理由が、監査委員会の議事録がないこと。「法律上、作成する義務を課せられていない」というのが理由だそうですが、自治体の独自判断で作成は可能です。
透明化を図り、開かれた区政になるためには『どういう議論をしているのか』を区民に知ってもらう努力が必要で、そのためには議事録の作成は必要不可欠です。
■国による法律改正が行われた
『議選監査委員は、名誉職化しているのでは?』と指摘はかなり前からされていました。その流れを受け、2018年の地方自治法の改正により『条例で議員のうちから監査委員を選任しないことができる。(196条第一項)』という一文が追加されました。

改正後、上記のように積極的に条例改正に動きをみせる地方議会がクローズアップされています。まさに議会改革を進める有能議会です。
では私が所属する練馬区議会は?というと、まったく議論にも挙がりません!ちなみに議選監査委員は、議員報酬62万円にプラス14万円の報酬となります。
■練馬区議会における議会改革派と踏襲派は?
昨日の区議会本会議では、首長案として議選監査委員の選任に対する賛否が問われました。
○改革派(区長案に反対) 14名
みどりの風(しもだ玲)
共産党
インクルーシブな練馬
生活ネット
つながる市民練馬
福祉ループ
れいわ練馬
○踏襲派(区長案に賛成) 36名
自民党
公明党
無所属・都民ファーストの会・国民民主党・ウェルビーング
立憲民主党
参政党
維新の会
以上の結果でした。
区政の方向性では意見が合わない会派(議会内のグループのこと)の方々でも、議会改革の考え方は一致します。これを風見鶏と言う議員たちがいますが、私からすればこれこそが『是々非々』の姿勢です。
議会では座ったままで誰もが議論をしないなか、議選監査委員の問題を指摘し、
報酬増額議案に反対の討論を実施。
■議会改革こそが、区民のQOL向上に繋がる
議会改革を訴えて当選した人達が古い議会に対し、提案も議論もしないで踏襲している姿は滑稽。さらに身を切るとか手取りを増やすとか言っていた議員たちが先に議員報酬や議選監査委員の手取りを増やしちゃうなんてことも。
そもそも議会が「この人でお願いね!」と区長に伝え、区長案として議会に提出されるのがおかしい話。二元代表制がまったく機能していない議会の形骸化は深刻です。
…以上が、議選監査委員の選任に反対した理由です。
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