2026/9/13
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の時代考証や人物描写のあり方を巡り、大阪府茨木市と大分県竹田市が、連名で抗議した由。
第32回「賤ヶ岳の決闘」(8月23日放送)における、戦国武将・中川清秀の描き方を巡って、両市は文書をNHKに送付したそうです。
賤ヶ岳の戦いで羽柴(豊臣)秀吉方として砦を守り奮戦した末に討ち死にしたとされる清秀。
それを、ドラマでは「秀吉方を裏切って柴田勝家方に寝返り、その結果討ち取られる」という、史実と大きく異なる"裏切り者"として描いたとのこと。
清秀がかつて城主を務めた茨木市と、清秀の次男(岡藩初代藩主・中川秀成)にゆかりがある竹田市には、市民から
「史実と違い、誇りが傷つけられた」
との声が。
両市は表現の自由を認めつつも、「大河ドラマの影響力は大きく、子供たちが誤った知識を鵜呑みにしかねない」として、できる限り史実を尊重するよう求める「遺憾の念」の文書を提出。
NHKはこの申し入れに対し、「大河ドラマは歴史的事実を題材にしたフィクションのドラマですが、ゆかりの深い地域の皆様からいただいたご指摘を真摯に受け止めます」とコメントしたといいます。
NHK大河ドラマの正視に耐えない史実無視について、私はすでに4年前、NHKに抗議しました(伊豆市も、抗議してよいところだったと思います)。
その際のNHKの対応のデタラメぶりには呆れ果てたものですが、やはり、何も変わっていないようです。
史実に徹底的にこだわり抜いた上で、歴史をよく知る人々をも「そうか、そう来たか」と唸らせる。
それが本物の時代劇だろうと思います。
「歴史を冒涜してはならない」
劇作家として、かつてある方から教えて頂いた言葉です。


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