2026/5/3
【憲法記念日に想う】
私は大学時代、日本語日本文学科に在籍していた。
国文学者・折口信夫の業績を学びたいと思って入学したが、担当教授が授業で折口の悪口ばかり言い、あまつさえ「日本の伝統芸能のルーツは全て大陸半島にあり」などと妖説まで押し付ける人で、私はすっかり辟易していた。
そこへ、演劇好きの友人に誘われ、演劇部に入ることになった。
最初は演劇にほとんど関心がなかったが、先輩に「幽霊部員でいるより役者をやってみろ」と言われ、その先輩が書いた台本の中で役まで与えてくれたりしたので、役者の真似事をするうちに、たまたま、プロの劇作家の作品に役者として出して頂けることになった。
それが、日本国憲法をテーマとする演劇だったのである。
その時の強烈な演劇体験がなければ、その後私が劇作家を目指すこともなく、劇作家を目指さなければ日本の歴史、特に特攻隊というテーマに出会うこともなく、特攻隊に出会わなければ政治に興味を持つこともなかったと思う。
ついでに言えば、政治に興味を持たなければ、家庭を持とうという気にもならなかったであろう。
要するに、あの時、日本国憲法をテーマとする演劇に出演していなければ、今の私はいなかった。
その私は、杉並区議15年目にして(途中10か月程ブランクがあるが)、ようやく心から師(日本自由党 浜田聡総裁)と仰げる人物と出会い、その師が参議院議員時代に憲政史家・倉山満氏に依頼して作成された独自の憲法草案(『自由主義憲法 草案と義解』藤原書店)を今日読み返しつつ、改めて多くのことを学ばせて頂いている。
これまで、私を導いて下さった方々に深く感謝しつつ、私も日本人としての真の憲法論議を広げていくことで、それらの御恩にいささかなりとも報いなければならない。
強く誓います。

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