2023/3/29
選挙が近くなって、色んな人が出てきて、色んな政策が百貨乱舞!
財源も示さない有権者を馬鹿にしたバラマキ政策から、単なる思いつきの、行政の仕事が何たるやを知らないと思われる不勉強極まりないものまで、ハリセンで後頭部を引っ叩きたくなるものが実に多い。
こういう候補でも、何百票もの貴重な票が集まる。
役人を動かして仕組みを変えたかったら、役人を論破しなければ馬鹿にされるだけ。
不勉強な人間が議員になっても給与は税金をドブに捨てるに等しい事になる。
僕がなぜ、こんな事を書くかというと、僕が人生を賭けて取り組んでいる事を勉強もしないで軽々しく政策として掲げている投稿を見たから。
僕が政治家を志したきっかけは、港区の運河の水質問題を解決したかったから。
毎月、雨が降ると、港区の運河には、山手線の内側に相当するエリアのトイレ台所の汚水が、未浄化のまま流されています。
その量は、1ヶ月で東京ドーム一杯分以上!だから雨天時は、運河が黄土色に変わるのです。
でも区民は、運河が綺麗になったと騙されていました。
それは、12年前まで港区は「雨天時の水質調査をしておらず」晴天が5日以上続いて水質が安定した時に、表層の上澄みをすくって調査して公表していたからです。
「運河の水は綺麗になりました」
「だから何もする必要はありません」
この「水質は綺麗で何もする必要がない」というエビデンス作りを都と区の行政はタッグを組んで行っていたのです。
僕は怒りを隠さず議会で質問しました。
なぜ、運河が汚水で満たされる「雨天時」に調査をしないのか?!!!
僕は議会で、「東京都下水道局の提灯持ちだ」と港区を叱咤し、「雨天時の水質調査」をするように求めました。
そして、港区が雨天時に水質調査をしてみたら、とんでもない数値が検出されたのです。
これは塩素で殺菌した後の数字です。
平成26年9月25日9時15分高浜水門
大腸菌群数2400,000-
基準の2400倍
https://www.city.minato.tokyo.jp/kankyouasesu/documents/h26utenji.html
友人の都議会議員が、この数字を元に議会質問を始め、僕は東京都下水道局の天敵と言われるようになりました。
水質問題が政治的な「イシュー」になったのです。
行政を動かすのは政治です。
指摘しても、行政は簡単に動いてはくれません。
特に下水道局は言い訳の達人です。
「私たちの流しているのは、綺麗な水です。
貴方たちが調査しているのは海水と混ざったもので、下水とは言えません。海の環境は下水道局ではなく港湾局が所管なので、港湾局に言ってください。」
これが下水道局の言い分。
「僕のウンチは、もう僕のお尻から離れたので、臭いというクレームは僕ではなくトイレに言ってください。」
と言っているに等しい。
僕は、主犯が下水道局である事を実証するために、国交省の研究機関と共同で排水される汚水と海の潮汐変動の関係を調査研究したり、東京大学の研究所に指導を受けながら、雨天時の汚水が海水の中でどのように希釈されていくのかという水質調査を行ない続けています。
水質改善のような巨額の予算を必要とする政治的なイシューにおいて、行政を動かし政策を実現するには、行政以上の調査費と労力を注ぎ込み検証を重ねる膨大な労力と学者すら論破する知識が必要なのです。
同じ志を持つ同士なら大歓迎。
しかし、海が雨天時の下水によって汚されることすら知らないのに、運河を美しくするなどという政策を掲げる不勉強な輩には、議員になって欲しくありません。
こんな、単なる思いつきを政策として掲げる人が政治家になっても、何も実現出来るはずがない。
ただでさえ港区は、ワイドショーを賑わすイロモノ議員で、バカ揃いと思われかねない事態に陥っているのですから、真面目に勉強するやつだけ立候補してほしい。
運河の水質問題を政策に掲げるなら、港区が晴天時に行った調査データを棒読み解説するのではなく、問題の根幹である雨天時の下水放流問題をテーマにして下さい。
そして、自らの目で見て、調べて、身銭を切って行政の数字を検証して下さい。
僕が人生を賭けて取り組んでいる事を軽んじないで頂きたい。
お願いします。
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